メディアリテラシー
〜反論したりディスカッションしたりする〜
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要約学習の部屋に戻る


コメント力の育成



2023年度に取り上げたテーマ




自分の部屋を造ってもらえ
和室か洋室か








自分たちの学級
良さと改善点











先生がいいか?
児童がいいか?









新型コロナ5類以降も
マスク賛成か反対か?









部活動
あった方がいいか無くてもいいか?









飯南町
良さと改善点







以上は
2024.3.1 アップロード










飯南町内の2つの中学校
統合すべきかどうか?






部活動
良さと改善





飯南高校存在
有りと無し
〜それぞれの良さ・利点〜






男子と女子







子どもと大人






飯南町
良さと改善点






中学校と小学校
それぞれの良さ






新型コロナ大流行
悪かったことと良かったこと


何ごとも「+と−と」両面があるものです。
どんなときでも「良さ」に着目し
その視点を大事に生き抜くことの重要性について
婉曲的に伝えようと意図しました。













2022年度以前に取り上げたテーマ


ペットにするなら
猫? 犬?










先生になるなら
小学校? 中学校?









土曜授業の復活
賛成? 反対?









部活動
廃止すべき? 存続すべき?









今、マスクをすることに
賛成? 反対?









校庭はどちらがいい?
芝生? 土?









学校で食べるならどちらがいい?
給食? 弁当?













学校の規模はどちらがいい?
小規模校? 大規模校?











どちらの「詩」が優れている?
Aの詩? Bの詩?



Aの詩
「ねこ」


  ねこが ちょうちょにじゃれていた。
  こんどは こおろぎを 食べた。
  そして 木に登っていった。
  お昼の 十二時になった。
  また ねこを見たら
  草の上に 寝ていた。

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Bの詩
「ねこ」


  うちのねこは
  こわい顔をしている。
  こたつの中に入るとかわいいねこだ。
  ねこはやねうらに入って
  ねずみをさがす。
  とてもかわいいねこだ。

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※ 文学的視点から言えば、Aの詩が優れています。
可愛いという(気持ちを表す)直接的表現をしなくても、可愛いという気持ちが伝わってくる。

例「短歌」

  秋の陽をあまた載せたる雲流れお花畑の孫娘去る 

  風を聞け光りを見よと聞かされて介護の妻の深くうなづく 

  水底にぢっと身を置き静まれる父の形見の年老ひし鯉 

  むらむらと盛り上がりたる山腹にぽつんと白き山桜花 

  かなしみは明るさゆえに極まりてその現実を両手でかしずく 






授業展開
〜合計10分間〜


@ 1〜2分 指導者による説明
A 3分 考える時間
(両方の意見を3つずつ以上挙げる)
B 1分30秒 2人組で40秒ずつプレゼンし合う。
C 残った時間(約3分) 全体発表

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若干の解説


 今年度の「情報活用能力」は、賛成か反対か(いわゆるディベート的な題材)を導入しました。

 何ごとも、一つの意見があれば、違った立場からの意見があるものです。日ごろの生活の中で意見が対立した場合、お互いが自己のの主張を声高にぶつけ合うという姿は、何とも生産性がないむなしい光景です。

 相手の主張の「なるほど」という部分を尊重し、それを認めた上で自分の論を述べる。その積み重ねの延長線上に、「価値ある妥協」「価値ある結論」があります。

 身近に起こる多くの出来事の大半は、「失ったこと」がある反面、「得たこと」もあるものです。その際、失ったことを嘆くばかりでなく、「得たもの」を一生懸命探し出して、その「+」を見つめて乗り越えていくことが、生活の知恵だと思います。

 そういうことを念頭に、今年度は情報活用能力」(自ら考え、まとめ、人にプレゼンする)を設定ました。

 なお、評価については「たった一つの意見でも価値が高い」ことがありますが、この授業にあっては「限られた時間内で、いかにたくさん思いつくことが出来るか?」を評価規準にしました。児童・生徒の皆さんは極めて意欲的。大半が6以上は思いつき、中には20を越える子もまれではありません。

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 2022.02.13 部活動のあり方が変わります

 2022.01.17 青年年齢引き下げ(20歳⇒18歳)について考えよう

 2022.01.17 不便益について考えよう

 
2021.07.12 夫婦同姓・別姓問題を考えよう

 2021.05.17 新型コロナウイルス感染症(PCR検査で陽性)

 
2021.03.02 特別選抜試験(中高一貫教育)を考える

 2021.03.02 修学旅行先は「沖縄」より「隠岐の島」がいい

 2021.01.17 少子化問題を考えよう

 2020.12.30 限界集落の現状 ⇒限界集落をどうする?

 2020.12.30 イヌとネコの違い ⇒ペットにするならどっち?


 
2020.11.15 レジ袋有料化⇒マイバッグ万引き防止

 2020.07.19 新型コロナで臨時休校になったら(対応策)

 2020.07.10 新型コロナに対抗(免疫力を高めるには?)

 
2020.06.18 臨時休校をどう乗り切ればいいか?

 2018.03.02 反論したりディスカッションしたりする授業の構築

 29.02.26(日) 反論する(学校給食を止めよう!)

 27.03.04(水) 反論する(学校給食を止めよう!)

 26.09.30(水) 反論する(飯南地域:中高一貫教育の是非)

 26.03.05(水) 反論する(学校給食廃止 & ペーパーテスト復活)

 26.01.17(木) 反論する(尾道松江線の無料開通 & 土曜授業復活)

 25.02.24(日) 飯南地域中高一貫教育 ディスカッション

 24.06.03(日) 消費税の増税 ディスカッション

 24.05.20(日) 消費税問題 ディスカッション

 23.06.05(日) 東日本大震災;復興資金捻出 ディスカッション

 23.05.22(日) 原子力発電問題 ディスカッション

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メディア・リテラシー(英: media literacy)
=情報メディアを主体的に読み解いて必要な情報を引き出し、
その真偽を見抜き、活用する能力のこと。



リテラシー
=読み書き能力。情報の応用力。
情報を受信するだけでなく、発信できる能力も含めた活用力。



 今、学校教育をめぐっては、メディア・リテラシーが注目されています。

 学校教育(読解力)においては、いかに正確に文章を読みとるようにするかが、授業で目指すところでした。しかし、「ピサ型学力(読解力)」がクローズアップされ、情報活用能力こそ求められるべき学力という考え方が主流となってきています。

 その流れの中で登場したのが、「総合的な学習の時間」でもあります。インターネットの普及などにより、個人でも情報を発信することが容易になった昨今、リテラシーの向上がますます求められるようになっています。

 社会生活をめぐっては、さまざまな課題が取り巻いています。消費税、原発、学校週五日制、東日本大震災復興問題、個人情報保護法、靖国参拝問題、尖閣諸島国有化と日中問題、……。これらの課題について、新聞やテレビなどマスコミの論調に振り回されない、自立した社会人であることが、ますます重要となってきています。

 こういう時期に当たり、生徒には文章を正確に読みとるとともに、自分なりの考えをめぐらし、さまざまな観点から自分なりの見解を導き出すよう、その基盤を培ってやりたいと考えています。

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