部活動が変わります
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課題=良さと課題を考えよう!

2022.2.13


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来年4月から
中学校における
部活動のあり方が変わります。

発端は
2016年に行われた
教員の実態調査の結果です。
労働基準法を大きく上回る教員が
圧倒的に多いことが判明。

さっそく文科省は
「働き方改革」に着手しました。

その一環として
部活動指導のあり方に
焦点が当たりました。

去年4月から
2ヵ年かけて
研究実践校を指定。
(島根県は浜田市と美郷町)

外部講師を入れて
実際のあり方を実践的に研究中です。
私自身も
邑智中学校バレー部から招聘されました。

とりあえず
来年4月から
土曜・日曜・祭日は
基本的に教員は部活動指導は不可です。

しかし
これは都会的な発想。
田舎での実現は
ハードルが高いといえます。

今回は
このあたりの経緯について
7分間程度でプレゼンしました。


生徒は聞きながら図式化。
その図式を基に
40秒間で再現し合いました。





つづいて課題提示です。
2つ指示しました。

一つは部活動の意義です。
もう一つは
今後の部活動のあり方について
自分の考えをまとめ
プレゼンすることです。


部活動の意義については
一人3つ以上を課して
一人一人の考えを図式化しました。




 4分  自分の考えを図式化する
 40秒×2 2人ペアーお互いに意見を発表し合う
 5分  全体で発表し合う



指導者(例)



上の図式は
授業後に指導者が
生徒に配った「部活動の意義」です。

部活動のあり方については
微妙な問題をはらんでいるので
生徒に提言をさせて
指導者からは
提示をしませんでした。


なお
生徒の意見の中で多かったのは
平日は先生が指導して
土曜日曜などの練習試合は
外部指導者というのは
これは受け入れがたい。
というものでした。

解決策としては
さまざま出ましたが
なかでも

部活動は本来
生徒が自主的に行うもの。
先生には勤務時間内
もしくは可能な限り
指導してほしいが

怪我やトラブルなどの対処は
保護者が交代で見守る。

土曜日曜の練習試合は
外部指導者はやむをえないが
その人には
少なくとも平日の週2回
練習指導に来てほしい。


おおむね
4人に1人が
これに近い考えを述べていました。