飯南高等学校
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課題=特別選抜試験を廃止すべきか否か?

2021.3,2


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実施=2021.2.17
授業対象=赤来中学校3年生






この図式はもともと1時間かけて話すために
数年前に作成した図式です。
一部変更して
実際の授業では
7分間でプレゼンしました。

生徒は聞きながら図式化。
その図式を基に
40秒間で再現し合いました。



テーマ
特別選抜試験を廃止すべきか否か?


飯南地域(飯南高校・赤来中・頓原中)では
平成13年度から
中高一貫教育がスタートしました。
その趣旨に則り
ペーパーテストが廃止となりました。

代わりに
推薦入試を同じく「簡便な入試」を導入。

何度かの変更を経ながら
現在は次のような選抜試験となっています。


 1)面接=中3時代の調べ学習「プレゼン」を含む

 2)作文=当日、与えられた課題についての記述



私が校長として在職中(平成17年度〜平成22年度)
このことをめぐって
さまざまなトラブルが起きました。
一番の原因は
保護者の不安です。
当時のペーパーテスト復活意見は、保護者の約6割〜7割。

特別選抜試験のために
わが子が本気になって勉強しない。
ペーパーテストを復活して欲しい。

投書もありました。
校長室で直談判もありました。
実際に小事件も起こりました。

その都度
中高一貫教育の趣旨を説明し
理解していただくよう努めてきました。

現在では趣旨を理解し
トラブルも起こっていないと認識しています。



さて
今回の授業では
この特別選抜試験を取り上げました。
生徒医の図式は手元にありませんので
指導者(私)の図式のみを掲載します。
全体的に
生徒たちは趣旨を理解していました。