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小学校高学年教材に変換

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2026.03.27


小学校高学年教材の部屋


メタバース学習支援


@ 埼玉県教育委員会は小中学校の不登校児童生徒を対象に、メタバース空間を活用した新たな居場所と学びの場を提供し、学習・相談支援を本格的に開始したと発表しました。同事業は、対面でのコミュニケーションに不安がある児童生徒やなどを、主な利用者としています。

A メタバースとはインターネット上に設けられた仮想空間のことで、メタバース学習支援では、この仮想空間に子供たちが過ごすためのさまざまなフロア(教室・場所)を設けています。参加する生徒は、体調や状況にあわせて開設時間中に自由に出入りしたり、ほかの参加者とコミュニケーションを取ったり、オンライン学習や個別学習に取り組んだりすることができます。

B メタバース空間は、学習支援などを行う「市町村フロア」と、相談・体験学習を行う「県共通フロア」の2つで構成されています。「市町村フロア」では講義形式によるオンライン授業のほか、個別学習による学習支援も行っています。一方、「県共通フロア」では、スクールカウンセラーなどを配置し、生徒や保護者からの相談に応じる体制を整えています。さらに、県立博物館・美術館などと連携してオンライン体験型学習も開催しています。

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メタバース学習支援
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レアアース


@ 2月2日、南鳥島(太平洋上:日本の国土)近海の水深約5,600メートルの深海底から、レアアースを含む泥の採取に成功したと発表しました。レアアースはスマートフォン・EV(電気自動車)など、最先端の製品に必ず必要な金属で、イットリウム・スカンジウムなど、計17種類の元素のことです。抽出(=取り出す)や精製(=純物質にする)が極めて難しいため、「稀な土(Rare Earth)」と呼ばれています。

A レアアースは少量で磁石などの性能を大幅に向上させるなど価値が高いので、「産業のビタミン」と呼ばれています。現在は生産量の約9割を中国が占めており、輸出してもらえないと、経済活動に大きな影響が出ます。そこで日本は、南鳥島沖の深海底に眠る大量の「レアアース泥(どろ)」の回収に向けた掘削(掘る)を進めているのです。

B 採取は、地球深部探査船「ちきゅう」から海底にパイプをつなぎ合わせて伸ばして行われました。この付近には、多種類・大量のレアアースの存在が確認されています。そこで、採算性が取れるかどうか(=儲けがあるかどうか)を確認するために、来年2月から本格的な採掘を始めるということです。

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レアアース
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人型ロボット


@ 人型ロボットは、2000年に登場した「ASIMO」のような二足歩行をするだけの段階を終え、現在はさまざまなロボットが活躍しています。去年(2025年)から、人間に混じって活躍する人型ロボットが急に増えてきています。ここ数年で、劇的に増えると言われています。

A 例えば、物流の分野においては、去年から「東京ベイ・ファッションアリーナ」などの大規模倉庫で、ピッキング作業(倉庫内にある商品の中から指示のあった品物を集める作業)の導入が始まっています。自動車工場においては、部品の運搬や組み立てにおいてロボットの導入が進んでいます。これによって、自動車の低価格化(=安くなる)が進んでいます。

@ 将来的(特に2035年以降)はAI(人工知能)の急速な発達により、はさまざまな分野でのロボット化が一気に進み、一般家庭でも人型ロボットが活躍する時代がやってくると予想がされています。例えば、人型ロボットが家事支援・介護など自立的に行ったり、会議に参加したり、難しい課題の助言をしたり、治療や手術をしたりするなど、人間活動のあらゆる場面で人工知能ロボットが活躍する時代がやってくるとされて言われています。

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太陽光発電


@ 2023年度の日本の電源構成は「火力発電」が69%を占めています。一方、「再生可能エネルギー」は、2013年度の11%から2023年度に23%まで増加。なかでも太陽光発電が10%と最も多く、2013年度の1%から大幅な増加となっています。次いで水力が8%、バイオマスが4%、風力が1%、地熱が0.3%となっており、いずれも増加しています。一方、原子力発電は9%と、東日本大震災前の30%と比べると大幅に低下しています。

A 太陽光発電は、「再生可能エネルギー」の中で最も導入が進んでいます。その理由は、発電価格の低下(10年前の半分)があります。さらに注目されているのは、日本で開発中の「ペロブスカイト太陽電池」があります。軽くて折り曲げることができるので、屋上・自動車の車体・窓・壁・など様々な場所に取り付けることが出来ます。

B ただし、太陽光発電には課題もあります。特にメガソーラー(=大規模な太陽光発電設備)は、広大な土地確保のための環境破壊が問題になっています。また、太陽光パネルの寿命は20年?30年で、2030年代以降に大量廃棄が予想され、有害物質の処理が課題となっています。

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※ 再生可能エネルギー=太陽光・風力・水力など、自然を利用した発電方法。   
※ バイオマス=木や草、動物のフン、生ゴミなど、生き物から生まれた資源のこと。



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ネットワークカメラ


@ ネットワークカメラは一言でいうと、インターネットに接続できるカメラのことです。カメラにコンピュータが組み込まれていて、インターネットに接続できる点が大きな特徴です。以前から小売店や工場などの防犯や監視にカメラが使われていますが、最近ではペットや高齢者の見守りなど家庭用として購入されるケースも少なくありません。

A ネットワークカメラは、遠隔地(離れた場所)からスマホでカメラの映像を確認したり、録画ができたりします。映像を観たり録画したりするだけではなく、パソコン・スマホ・タブレットなどから操作して、撮影する方向を変えたりズームしたりすることも出来ます。お店の場合、万引きがないかどうかを離れた場所からスマホなどで監視できます。

B コロナ禍の時期に、多くの大学ではこの「オンライン授業」が行われていました。また多くの会社で自宅で仕事をする「テレワーク」を取り入れていました。コロナ禍以降、学校教育にもネットワークカメラは活用されています。インターネット経由で授業の内容をライブ配信(同じ時間に観ることが出来る)することで、教室にいなくても授業を受けることが出来るようになりました。不登校の児童生徒のなかで活用が広がっています。

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ネットワークカメラ
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クマの冬眠


@ クマは11下旬から翌年の4月ごろまで、およそ4〜5ヶ月間冬眠します。去年は、クマの餌となるドングリなどが凶作(=少ない)の年でした。ですから、山の中で暮らしているクマはそもそも餌が少なかったから、冬眠に入るのが早い傾向にありました。冬眠のきっかけは寒さや雪ではなくて、山に餌がないことです。冬を迎えても人里に降りてきてうろうろしたクマの多くは、残飯や柿の木など人里に餌を見つけ、冬眠が遅れました。

A 一方で、去年は母グマの駆除(殺処分)が相次いだため、子グマが冬眠のやり方を教わる機会を失ったケースありました。どこで冬眠すればいいかわからず、人里でウロウロしている子グマも少なからずいたとされています。

B ところで、体温を高いまま維持して冬眠するのはクマだけです。冬眠中のクマは「省エネモード」で筋肉がほぼ衰えないことが分かっています冬眠期間を130日として調べたところ、クマの筋肉量は2割(2/10)しか減っていませんでした。一方、人間は食べなかったら(130日間で)7割(7/10)も筋肉が減ってしまいます。クマのこの身体の仕組みが分かれば、「筋肉の衰えを止める薬」ができるかも知れません。

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熊の冬眠
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