@ 資源エネルギー庁が2025年4月に公表したデータによると、2023年度の日本の電源構成は「火力発電」が69%を占めています。一方、「再生可能エネルギー」は、2013年度の11%から2023年度に23%まで増加。なかでも太陽光発電が10%と最も多く、2013年度の1%から大幅な増加となっています。次いで水力が8%、バイオマスが4%、風力が1%、地熱が0.3%となっており、いずれも増加しています。一方、原子力発電は9%と、東日本大震災前の30%と比べると大幅に低下しています。
※ バイオマス=木や草、動物のフン、生ゴミなど、生き物から生まれた資源のこと。
A 太陽光発電は、日本の再エネ電源の中で最も導入が進んでいます。この急速な普及の背景には、技術革新による発電価格の低下(10年前の2分の1)があります。さらに、今注目されているのは、次世代の太陽電池「ペロブスカイト太陽電池」があります。軽くて曲げることができ、屋・窓・壁・車体など様々な場所に設置可能です。
B ただし、太陽光発電には課題もあります。特にメガソーラー(=大規模な太陽光発電設備)は、広大な土地確保のための環境破壊が問題になっています。また、太陽光パネルの寿命は20?30年で、2030年代以降に大量廃棄が予想され、有害物質の処理、不法投棄の防止が課題となっています。