@ 埼玉県教育委員会は2025年11月、公立小中学校の不登校児童生徒を対象に、メタバース空間を活用した新たな居場所と学びの場を提供し、学習・相談支援を本格的に開始したと発表しました。同事業は、対面でのコミュニケーションに不安がある児童生徒や、自宅から地元の教育支援センターまでの距離が遠い児童生徒などを、主な利用者としています。
A メタバースとはインターネット上に設けられた仮想空間のことで、タバース学習支援では、この仮想空間に子供たちが過ごすためのさまざまなフロア(教室・場所)を設けています。参加する生徒は、体調や状況にあわせて開設時間中に自由に出入りしたり、ほかの参加者とコミュニケーションを取ったり、オンライン学習や個別学習に取り組んだりすることができます。
B メタバース空間は、学習支援などを行う「市町村フロア」と、相談・体験学習を行う「県共通フロア」の2つで構成されています。「市町村フロア」では、市町村が持ち回りで講義形式によるオンライン学習支援を実施するほか、個別学習による学習支援も行っています。一方、「県共通フロア」では、スクールカウンセラーなどを配置し、生徒や保護者からの相談に応じる体制を整えています。さらに、県立博物館・美術館、民間企業などと連携してオンライン体験型学習を開催しています。