退職後
(その5)

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2022.8.27


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退職その後(その1)
退職その後(その2)
退職その後(その3)
退職その後(その4)
   
  
=退職直後
=退職一年目・母のこと
=短歌
=愛犬




健康のためなら死んでもいい


 これは40歳代前半、出雲教育事務所に勤務していたとき、同僚からいただいた? ニックネームです。当時から、いわゆる「健康オタク」の私でした。当時は、ドクダミ茶常用・ランニング(日課)、健康の話題に事欠かないなど、何かと健康志向にある私を茶化してのニックネームでした。

 現在はどうか? 

ランニング

 部活動から身を引いた39歳から始めました。それまでは部活動で汗を流すと(汗かきの私は)2Kg前後体重が減っていました。

 走り始めたきっかけは、部活動主顧問が外れたことにあります。吉田中学校3年目、その頃、教務主任兼教頭代理を担った私は、放課後は通い慣れた体育館ではなくて、職員室で(当時はパソコンは極少数派)ワープロ三昧でした。

 さすがに事務ストレスに耐えられず、手っ取り早かったのがランニングです。デスクワークの途中(勤務時間外)、体操服に着替えてランニングに校外へと飛び出していました。距離は3Km程度です。

 ランニングは特別な準備も要らなければ、お金も要りません。自分のペースで、走りたいときに走りたいところで走りたいだけ走れます。吉田中の次は出雲教育事務所でした。その後は管理職でしたから、部活動とは縁が切れました。

 ということで、完全にランニングが日課に加わりました。40歳代後半から8年間は、ローカルな駅伝に出るようになりました。この間、シーズン中は腕にストップウォッチを常備、タイムを求めるという「不健康ランニング」に陥ってしまいました。

 日に6Km〜10Km。最初はジョギング、中どころは休憩を入れて1Km〜2Kmずつ、まさにインターバル「ランニング」です。1Km=3分40秒〜3分50秒程度で(私にとっては)ガンガン走りました。 ……走る光景を目にした人は、「何事か!」と訝しく思われる人もあったかも……?

 ローカルな大会ではありましたが、この間にメダルを3個獲りました。旧赤来町駅伝では「区間新記録」(タイムは大したことはありません)を残しました。 ……結果(かどうかは不明ですが)、夜間頻尿を発症。これを機に大会参加は辞めました。

 そして現在、ほぼ欠けることなく毎日、愛犬「もも」と連れだって、森の中(林道)を往復5Km。むろんタイムは計らず、1Kmあたり6分程度でゆっくり走っています。上り坂では息が弾みますが、走り終わったらすぐに呼吸が収まるという程度、健康ランニングに徹しています。

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健康食志向

 ほぼ毎日食べているのが、次のような食品です。

 納豆
 卵(一日2個)
 タマネギ・ニラ
 キノコ
(エノキ・エリンギ・シイタケ・マイタケ)
 カスピ海ヨーグルト
 野菜(旬の野菜)
 五穀米
 果物
(リンゴ・バナナ・柿など旬のモノ)
 特殊ドリンク(下記)
 トマトジュース

 未だ他にも若干ありますが、いつも気にかけている食材は以上の通りです。改めて並べてみて、我ながら少し呆れます……。

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特殊ドリンク
きな粉・黒ごま・緑茶粉末・大麦若葉(粉末)・黒砂糖
毎日通っている「サウナ」の合間に飲用しています。



サウナ

 母が倒れた年(平成27年)の6月下旬、近くの「琴引ビレッジ山荘」(自宅から7Km)で教育事務所時代の仲間を集めて同期会をしました。ここには、 天然鉱石「黒雲母花崗岩で緑歴石」=通称「光明石」を使った人工温泉があります。

 この温泉に浸かるのも初めてなら、サウナに入るのも初めてでした。新鮮でした。刺激的でした。感動しました。 ……爆発したように「サウナ」に魅せられました。ただ、入浴料が500円ということもあり、当面は週1〜2回ほど通いました。

 ところが、このサウナで頓原中時代のバレー部保護者と遭遇。懐かしく談笑している中で、「耳寄り(驚き)情報」を得ました。この保護者は、毎日通っているとのこと。

 表示はしてないが「年会員制度」がある。1万3千円を払えば、一年間は「一回の入浴150円」で入浴出来る! ……すぐに概算で一回あたりの料金を割り出しました。

 週5日通うとして、年間260回。払う金額は、
年会費(1万3千円) プラス 入浴料(3万9千円=150円×260回)=5万2千円。これを260回で割れば、一回あたりの料金が出ます。

⇒ 
5万2千円 ÷ 260 = 200円

 これは安い! さっそくフロントで「年会員」の手続きをしました。

 ちなみに、コロナ禍初年度4月、緊急事態宣言が出て、温泉やサウナが長い間「臨時休業」となりました。2ヶ月後の再開後は、以前からの「年会員」は「特別会員」(男性はおそらく13名おられます)として特別待遇、年会費は不要。顔パスです。

 一回あたり、200円払えば入浴出来ます。

 

 サウナは、この他に町内の「加田の湯」(5Km)、出雲市の「北山温泉」「ゆらり」、大田市の「志学山荘」(25Km)なども利用しています。

 ちなみにサウナは、「8分×4回」を基本として入っています。サウナ内は、摂氏90度です。入浴してからサウナに入るので、入ると同時に大粒の汗が噴き出ます。5分を過ぎる頃から、一気に息苦しくなります。

 ランニング ⇒ サウナ これが、毎日のルーティーンとなっています。両方併せて水分が汗となって抜けて、約2Kg体重が減ります。その分、水分補給は欠かせません。

 同じ水分補給をするならとエスカレートするうちに、現在は「特殊ドリンク」(上記)を飲んでいます。

 ランニングもサウナも過酷です。試練です。ある意味、拷問です。しかし、その試練を乗り越えた解放感、達成感はたまりません。そして、これが健康に寄与しているわけですから、一石二鳥です。

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一日2食

 3年前から始めたことです。これに関する本を3冊読みました。ネットでも、あれこれ調べました。間違いない情報だと確信しました。

 基本、朝食を抜きます。慣れない頃は10時半頃からお腹が鳴って、空腹を我慢していました。が、すぐに慣れて、逆に空腹を楽しむようになりました。 ⇒お腹を空かせての昼食の、なんとまぁ美味しいこと! 感動的です。

 健康チェックですが、先日の「健康診断」でも、異常なし。強いて挙げれば「血圧」(今年7月の健康診断時=94-143)ですが、老いも若きも同じ基準と言うこと自体、「基準」の方が問題です。

 昔は「年齢+90」以内が正常値でした。きっと何かの利権が働いて、老いも若きも「85-130」にどんどん下げたと思っています。

 年を取れば血管が老化し、固く細くなります。体の隅々まで血液を行き届かせるには、どのくらいの血圧が必要なのか、自分の体(脳)が一番よく知っています。薬で無理やり血圧を下げると「認知症」になりかねません。

 

 私はやっていませんが、「一日1食」を推奨しているのが、医学博士:ナグモクリニック総「南雲吉則」院長です。以下、著書から引用します。

 人間にとって、お腹が鳴るような空腹を感じることが健康にとって大事です。お腹が空いてないときに食べたものは栄養ではなく、脂肪になるだけ。鳴らないうちは水分だけを摂って、消化管を休めましょう。

 お腹が鳴ると、若返りホルモンと呼ばれる成長ホルモンが出て、肌や消化管が若返ります。外見も若くなるし、腸内環境も改善されてキレイになります。

 腹が鳴ると、長寿遺伝子や抗老化遺伝子とも呼ばれるサーチュイン遺伝子が活性化します。これにより、細胞の中の遺伝子が若返ります

 腹が鳴ると、脂肪細胞がアディポネクチンを分泌し、血管を若返らせてくれます。冷え症の改善や、肌の色やツヤが良くなるという効果もあります。

 ちなみに、一日1食を実践している有名人では、Gacktさん・ビートたけしさん・タモリさん・水谷豊さん・福山雅治さんなどおられるそうです。

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60歳代の血圧分布
2014年
厚生労働省発表
数値 分布率 割合
至適血圧 120/80未満 12% 39%
正常血圧 130/85未満 14%
正常高値血圧 140/90未満 14%
T度高血圧 160/100未満 25% 61%
U度高血圧 180/100未満 11%
V度高血圧 それ以上 25%
 高齢者を病人にするな! 薬漬けにするな!