学校で広がる
ICT


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2014.12.25(木)


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山陰中央新聞
2014.11.25




全体像













未来教室


 今、授業におけるICT(情報通信技術)の活用が注目されています。電子黒板の活用は10年前の十倍、1校に2台配置になっています。タブレット端末は10年前は8.8人に1台でしたが、今は6.5人に1台です

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コメント
電子黒板は
確かに便利です。
これまでグループごとに相談させ
結果を報告するとき
わざわざ模造紙に書かせていました。

電子黒板があれば
ノートを見せ合って
代表者のノートを映写すれば
教室全員で共有できます。
私はこれで
要約学習の時間を
10分生み出しました。

タブレットは
今後急激に普及すると思われます。








利点


 まさに新学習形態です。電子黒板があれば、ノートの代わりにタブレット端末に入力した内容が、瞬時に映し出されます。タブレット端末があれば、動画や音楽を手元で視聴することも出来ます。

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コメント
動画を手元で視聴できる
とありますが
一台の大型テレビで
十分なような気がしますが、……。

一人一人
手元で画像を見る風景は
まるで
友達同士がせっかく集まっても
てんでん勝手に
自分のスマホをかまっていると
同じ風景を連想します。









積極的導入


 佐賀県武雄市では、タブレットが一人一台準備されています。約三千人分、1.2億円欠けて整備しました。東京都荒川区では32億円かけて、今後5年間で区内小中学校34校にタブレットを整備します。

 児童生徒の学習意欲が向上したり、興味関心が高まったりすると、その利点について(東京工業大学)清水教授は指摘してます。ただ、問題点としては「教員の指導力」があります。

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コメント
とにかく
タブレットは
先立つ予算が必要です。

しかし
学習意欲
興味関心が向上すると
報告があります。









活用が……?


 実際、会計検査院の調査によると、せっかく整備されたICTが、約6割の小中学校で活用されていないと報告しています。

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コメント
ここが問題です。
宝の持ち腐れはいけません。
なにせ金がかかっているんです。

タブレットを動かす
ソフト購入にも
多大なる予算が必要です。









現場の声


 現場からは「授業準備や生徒指導に追われていて、とてもICT活用の余裕がない。」という声が上がっています。

 国立情報研究所の新中氏は、「新しいものに過度に期待しすぎてはいけない。」、「デジタルで出来ることを整理する必要がある。」と述べています。

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コメント
子ども達が喜ぶと分かってはいても
タブレットを活用するための
授業準備の時間がないようです。

ただ
気を付けないといけません。
指導力がある教員が活用してこそ
ICTが生きてくるということを!

逃げてはいけません。
アナログで
子ども達を引きつける授業こそ
全ての基盤なのです。

その延長線上に
ICT活用があるのです。
ICTも金科玉条ではありません。

どの場面で
どのように活用すればいいのか?
成果が上がるのか?
そこが重要なポイントです。








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