新型コロナウイルス
第3波!

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授業対象=中学生
実施=2020年12月実施予定


2020.12.08


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全体像


教材


@ 新型コロナウイルス「第3波」は、日本列島の北から始まりました。全国で最も早く感染者が増えたのは、北海道でした。10月下旬から徐々に増え始め、11月に入ると急増。1日の感染者数でみると、緊急事態宣言下のピークが4月23日の45人だったのに対し、11月20日には304人の感染者が確認されています。なぜ北海道で急激な感染拡大が起きたのでしょうか?

A 一番の原因と考えられているのが、気温と湿度が急速に下がったことです。ウイルスは低温になると生存期間が長くなり、ウイルスを含んだ飛沫(飛び散る細かい水玉)は、空気が乾燥すると水分が失われて小さくて軽い粒子(細かい粒)となります。生存期間が長くなり、飛び散る距離が延びて、漂っている時間も増えます。これによって、感染するリスク(危険)が高まります。また、乾燥してウイルスの粒子が小さくなると、呼吸器の奥まで届きやすくなります。新型コロナウイルスは、のどよりも気管や肺の細胞に感染しやすい特徴があります。

B 札幌市(北海道)の気温を調べてみると、最高気温が10度未満だった日が10月は1日もなかったのに対し、11月は2日に1日は10度未満となっています。日本で感染拡大が確認された「第1波」は、今年の3月とされています。つまり「コロナ禍」において、初めての本格的な冬がやってきます。冬コロナは感染リスクと同時に、危険度も増してきているのです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)




題材は
限界集落
コンパクトシティ


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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