植物肉
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授業対象=中学生
実施=2020年12月実施予定


2020.12.08


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全体像


教材


@ 植物肉とは、大豆やこんにゃくなどの植物原料や細胞培養技術によって作る人工肉のことです。最近では味や食感が肉にかなり近く、美味しい商品も開発されています。日本では丸大食品や伊藤ハムなど、多くの大手企業が商品開発を進めており、市場の拡大が予想されています。

A 植物肉に注目している企業が増加している理由は、いくつか挙げられています。一つには肉や魚を食べず、野菜を中心に食べる「菜食主義ブーム」があります。しかし菜食主義者の中には、肉や魚も食べたいという方が少なくありません。そのため、肉や魚に近い味わいや食感を楽しめる「植物肉」の人気が高まっているのです。

B 植物肉は、言ってみれば「フェイク・フード(別の食材を用いて作った加工食品)」です。といっても、消費者をだますことを目的とした悪徳商品ではありません。むしろその逆で、より健康でより環境に優しい食品を求め、新しい技術を使って作り上げた食品です。その代表的な商品が「植物肉」を使ったハンバーガーです。本物の肉ではなく、エンドウ豆から抽出した植物性タンパク質で作ったハンバーガーです。遺伝子操作をした「酵母菌」が生み出す肉独特の風味を出す「ヘム」という物質を混ぜて作っているのです。普通のハンバーガーと見た目も食感も区別が付きません。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)




題材は
限界集落
コンパクトシティ


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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