@ 生命保険大手の日本生命が導入しているロボットは、「日生 ロボ美」と親しみを込めて名付けられています。“彼女”たちは、人間が担ってきた仕事を肩代わりするロボットです。その仕事ぶりは「粛々とそつなく働き事務も正確、期待以上の貢献をしてくれている。」「6台で20人分の働きをしている。」と、社内で高い評価を得ています。
A 「ロボ美ちゃん」の担当業務は、新規申込み受付け、支払いといった事務全般を年間およそ15万件処理しています。担当者は「新規契約を受け付ける場合、紙の申込書の記載内容をパソコンへデジタル入力します。AI(人工知能)を用いた手書き文字の読みは飛躍的に向上し、今ではロボットの方が人間よりもはるかに作業能力が優れています。」と話しています。しかも、ロボットは、24時間・365日、不眠不休の連続勤務に耐えられます。
B 今後は「加入者との電話対応といったなど、人間が行っている業務もロボットで効率化したい。」「ロボットの“夜間勤務”に向けた準備を進めたい。」とのこと。人間との協力を目指して“ロボ美ちゃん”は、今や頼りがいのある社員として、すっかり職場に溶け込んいます。