動く家
トレーラーハウス

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授業対象=中学生
実施=2020年12月実施予定


2020.12.08


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全体像


教材


@ トレーラーハウスとは、車輪がついていて自動車で引っ張って移動出来る住宅のことです。トレーラーハウスは暑くて寒く、音も響く、ただ雨風を凌げればいい程度の空間というイメージがあります。それを打ち消したのが、2016年の熊本地震です。避難所が不足したため、キャンプ用テントと並んで、トレーラーハウスが「避難所」の一つとして熊本県益城町に導入されました。

A 階段を上がったところは「リビング(居間)」になっており、4人が寛いでもゆったりした広さがあります。その奥は「食堂を兼ねた台所」、そして「バスルーム」「トイレ」があり、廊下を挟んで洗濯機置き場。さらにその奥は約4.5畳のベッドルームで、2台のベッドが置かれています。

B 価格は1,250万円で、販売を開始したのは2016年12月です。販売直後から、オフィス(事務所)、別荘、レストラン、喫茶店などに利用する客が購入。親の土地にこれを置いたら家を建てなくて安上がりだと、若夫婦が購入した例もあります。なかにはトイレやバスルームを除いた(シャワーのみ)低価格(500万円程度)のスタイル(車内構造)で「キャンピングカー」代わりに購入した人もあります。日本なら、道の駅などあちこちにトイレがあります。温泉も至る場所にあります。今後は、災害時など、大いに活躍することが期待されています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)




題材は
限界集落
コンパクトシティ


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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