@ トレーラーハウスとは、車輪がついていて自動車で引っ張って移動出来る住宅のことです。トレーラーハウスは暑くて寒く、音も響く、ただ雨風を凌げればいい程度の空間というイメージがあります。それを打ち消したのが、2016年の熊本地震です。避難所が不足したため、キャンプ用テントと並んで、トレーラーハウスが「避難所」の一つとして熊本県益城町に導入されました。
A 階段を上がったところは「リビング(居間)」になっており、4人が寛いでもゆったりした広さがあります。その奥は「食堂を兼ねた台所」、そして「バスルーム」「トイレ」があり、廊下を挟んで洗濯機置き場。さらにその奥は約4.5畳のベッドルームで、2台のベッドが置かれています。
B 価格は1,250万円で、販売を開始したのは2016年12月です。販売直後から、オフィス(事務所)、別荘、レストラン、喫茶店などに利用する客が購入。親の土地にこれを置いたら家を建てなくて安上がりだと、若夫婦が購入した例もあります。なかにはトイレやバスルームを除いた(シャワーのみ)低価格(500万円程度)のスタイル(車内構造)で「キャンピングカー」代わりに購入した人もあります。日本なら、道の駅などあちこちにトイレがあります。温泉も至る場所にあります。今後は、災害時など、大いに活躍することが期待されています。