ピーナッツ
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授業対象=中学生
実施=2020年12月実施予定


2020.12.08


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全体像


教材


@ ピーナッツと聞くと、太る、鼻血が出る、ニキビができるなど、あまり良いイメージを持たない人が少なくありません。しかし、それらはすべてただの迷信で科学的根拠はありません。最近ではむしろ、ピーナッツはとても優秀な食品だったことが分かっています。ピーナッツの成分の半分は脂肪ですが、太る原因とされている動物性脂肪とは全くの別物です。ピーナッツの脂肪のほとんどは、太りにくい植物性の油です。血中の「中性脂肪」や「悪玉コレステロール」を下げ動脈硬化などの生活習慣病を予防する効果のある、オレイン酸・リノール酸なのです。

A また、全身の血管を強くしなやかにする働きのある「リノール酸」も含まれており、脳出血や心臓病などによる死亡率を下げます。ピーナッツオイルには、さまざまな油がバランス良く含まれています。太ると思っていたピーナッツに大量に含まれる油の正体は、実は良質で健康的な油なのです。

B アーモンドと並んで、ピーナッツにも多く含まれる「ビタミンE」は強い抗酸化作用があり、細胞を丈夫にします。老化・がん・心筋梗塞・脳卒中予防になります。また、ピーナッツに含まれる「レシチン」は神経伝達物質アセチルコリンを作り出し、脳の神経細胞の働きを活発にします。ピーナッツには受験や勉強のおやつ、認知症予防に適しているのです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)




題材は
限界集落
コンパクトシティ


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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