ロボットの時代
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授業対象=中学校2年生
実施=2019.2.25


2019.2.21


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全体像


教材


@ 鉄板の型に生地を流し込み、頃合いを見計らってひっくり返す。長崎県佐世保市のテーマパーク、ハウステンボスの一角で、一本の鉄製アームが身をくねらせながら、次々とたこ焼きを焼き上げています。15分で96個、人工知能がカメラ映像で焼け具合を判別するので、失敗はほとんどありません。外食やコンビニの食品工場で、おにぎりなどの製品を調理する専用製造機は珍しくない時代です。コネクティドロボテスク(東京)が現在開発しているのは、「一台で何でも料理できる調理ロボット」です。焼く、煮る、ゆでる、揚げるはすでに出来ます。包丁裁きを現在は研究中で、天丼・カツ丼・カレーなどの調理法を学ばせており、年内には完成する見込みです。

A 少子高齢化に伴い、建設・介護など多くの業種が今後、深刻な人手不足に陥ると見込まれています。この課題をロボット技術によって解決することが期待されています。また、建築現場や航空機・船舶の組み立てなどの現場では、作業員が危険な重労働作業を行っています。これらの作業をロボット技術によって代替することも望まれています。

B このように、これまで人間が行っていた仕事や作業をロボットが代わりに行うという時代に突入しています。こういう現状を踏まえ、野村総合研究所は国内の職業について、人工知能やロボットで代替される可能性が高い100種の職業を公開しました。それによると、20年後に人工知能やロボットに置き換えられる職業に就いている労働者は、労働人口の約49%とのことです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ






この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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テーマ
飯南高等学校の中高一貫教育








自分の意見を図式にしよう!

テーマ
〜次の課題に対して自分の意見を述べよう〜

い中高一貫教育の連携校である
頓原中・赤来中は
進学する際
特別選抜試験が課されています。
いわゆる「ペーパーテスト」が課されません。
これによる弊害(受験勉強を体験しない)も
多くの保護者から声が上がっています。

この「声」に反論すべく
中学校生活の過ごし方
とりわけ
内定合格以降の過ごし方について
体験を通して
あるべき姿について
自分の考えを提言しよう!


  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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