みえる通訳
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授業対象=中学校2年生
実施=2019.2.18


2019.2.21


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全体像


教材


@ 訪日外国人観光客が急増し、外国人相手の接客対応が問題になっています。さまざまな国から来日する外国人に対してそれぞれの外国語で対応することは、地方都市ではほとんど不可能です。観光庁が2016年に実施した訪日外国人観光客アンケートでは、旅行中に最も困ることとして33%の訪日客が「言葉が通じる環境で買い物したい」と答えています。こういう現状にあってイオングループでは今年2月から、全国のイオンの店舗約550店で「みえる通訳」をスタートしました。

A 「みえる通訳」は、オペレーター(顧客対応を担当する人)が双方向の映像を通して店員の接客をサポートする「通訳サービス」で、ICTサービスの「テリロジーサービスウェア」が開発しました。タブレットやスマートフォンを使い、いつでもどこでもワンタッチで通訳オペレーターにつながります。日本語と外国語が話せる専門の通訳スタッフと、Face To Faceで(お互いの顔を見ながら)会話が出来ます。お客の表情や声色、微妙なニュアンスや、機械では判断が難しい心情も見ながら対応出来るところが強みです。

B 通訳コールセンターは24時間365日稼働していますので、いつでも利用することが出来ます。しかも利用料金は、何回利用しても費用が変わらない定額制となっています。対応できる言語は、は英語・中国語・韓国語・ロシア語・スペイン語など10カ国語です。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ






この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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テーマ
飯南高等学校の歴史と現状








自分の意見を図式にしよう!

テーマ
〜次の意見に反論しよう〜

いまや飯南高校の生徒は
飯南町内と町外と
ほとんど同数となっています。
この際
中高一貫教育を廃止して
町内生・町外生が
同じ条件(今、町内は特別選抜試験)で
入試に挑むためにも
中高一貫教育を廃止したらどうだろうか?


  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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