ゆる部活
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授業対象=中学校2年生
実施=2019.2.18


2019.2.21


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全体像


教材


@ 中高生の部活動が勝利至上主義(勝つことを目的とする主義)に偏り、長時間の練習や暴力的な指導が問題となっています。また、近年の部活動を取り巻く環境については、「適切な休養を伴わない指導による授業への影響」「スポーツ障害」「教員の負担の増大」などが指摘されています。こういう「ブラック部活」問題を解決するため、スポーツ庁は昨年3月、ガイドラインを作成しました。中学校の部活動については、休養日を「平日1日以上、土日1日以上の週2日以上とする」ほか、活動時間を「平日2時間、休日3時間程度」とする上限も示しました。これに基づいて、島根県や飯南町では部活動のガイドラインを策定中です。

A 一方、「ゆる部活」がスポーツ庁のガイドラインに盛り込まれました。「ゆる部活」は競技優先ではなく、楽しく運動に親しむことができる部活動です。東京都の希望中学校には「軽運動部」の活動があります。アップテンポの曲が流れる中、講師の掛け声に合わせて22人の部員が汗を流しています。活動は午後4時から、たった一時間。部員は「運動が苦手な自分にも無理なくできて汗をかけるのが楽しい」とか「集中してストレス解消になる」とか話しています。

B 神奈川県厚木北高校では「ヨガ同好会」があります。「体を動かしたいけど、高校では負担が大きいのは嫌だった」とか「ヨガは大人になっても続けられる」と話しています。外部講師の伊藤玲子さんは「最近は“部活疲れ”の子も多い。自分のペースで楽しい学校生活にしてほしい」と話しています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ






この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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テーマ
飯南高等学校の歴史と現状








自分の意見を図式にしよう!

テーマ
〜次の意見に反論しよう〜

いまや飯南高校の生徒は
飯南町内と町外と
ほとんど同数となっています。
この際
中高一貫教育を廃止して
町内生・町外生が
同じ条件(今、町内は特別選抜試験)で
入試に挑むためにも
中高一貫教育を廃止したらどうだろうか?


  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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