ソマチット
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授業対象=中学校2年生
実施=2019.1.29


2019.2.17


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全体像


教材


@ これだけ医学や科学が進歩した21世紀において、未だ謎が多い「ソマチット」と呼ばれるDNA(体の設計図)よりもさらに小さい物質が地球上に存在します。正式には医学会では受け入れられていませんが、50年以上前から世界で議論され続けている生命体です。このソマチットは、私たち人間を始め動植物や、地球上の生物すべての体内に存在していると言われています。

A ソマチットはDNAより小さい極小サイズでありながら、非常に強い生命力があることが、これまでの観察と研究により報告されています。例えば、摂氏1000度の高熱、マイナス30度の低温、無酸素、超高圧、強い放射線にも耐えることができます。このような環境下でも死ぬことはありません。ソマチットは宇宙で生まれた生命体、地球外生命体(宇宙人)の一種かもしれません。健康な場合、「血液内にソマチットが多く見られる」「ソマチットの動きが活発」ということが分かっています。病気の場合はその逆で、不死身のソマチットも活動が低下し、場合によってはシェルター(殻)を作りその中に入って“仮死状態”になってしまいます。その状態で永遠に生き続けます。

B ソマチットはガン細胞と戦います。ガン細胞は強いプラス電子を帯びた物質です。マイナス電子を持つソマチットが活動してガン細胞の持つ電子を中和し、ガン細胞を死滅させます。しかし過度に体内がプラス電位に偏ると、ソマチットは活動をやめてしまい免疫力は低下します。それを防ぐのが「抗酸化作用」の多い食べ物(ビタミンC・E、ポリフェノール、カロテノイドなど)を食べること、酒・タバコを控えること、ストレスを乗り越える心身ともに健康な生活を送ることです。

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DNA =染色体の重要成分で遺伝子の本体となる。


合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ






この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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学校給食を止めよう!
クリック



@ 1954年(昭和29年)、「学校給食法」が制定されました。これを受けて、1967年(昭和42年)4月、旧赤来町でも「学校給食」完全実施が実現しました。

A それまで旧赤来町では、しばらくの間「(粉)ミルク給食」、冬季の「みそ汁給食」(保護者が交代でボランティア調理)が行われていました。現在の学校給食においては、給食費として徴収しているのは、食材費(料理の材料費)のみです。施設設備費・人件費・燃料費などは、町費(税金)で賄われています。したがって、一食あたり中学校は302円を保護者負担としていますが、実際には一食 600円〜700円の食事を食べているのです。
 
B ところで、昭和50年代後半、他の市町村が学校給食を始める中にあって、北海道陸別町では1984年(昭和59年)、引き続き「弁当を継続する」ことに決めました。当時の陸別町教育長は、学校給食を行わない理由について「貧困児童への栄養補給(貧しい家庭の児童への栄養を補う)という給食の役割は終えた。親が愛情を込めて作った弁当を食べることで、親子の会話と絆も生まれる。家庭で食を考えるきっかけにしたい。」と説明しました。

C 財政難に苦しむ飯南町にあって、学校給食への負担も少なくありません。また、給食から弁当にすると、昼休みが 25分間から 40分間へと長くなります。先生方の給食指導の負担もなくなります。この際、
学校給食を廃止し、弁当持参にしてはどうでしょうか。

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反論しましょう


  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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