@ 今やスマホが主流の中、パタンと折りたたむ「ガラケー」は店頭でも隅に追いやられてしまった感があります。ところが最近、そのガラケーの人気がじわじわと復活しています。携帯電話取扱
店の話によると、スマホに比べて利用料が安いことや、機能が多いスマホに「疲れた」といった理由で、ガラケーを求める人が増えているとのこと。2018年の販売台数は17万台を超え、2017年より5割増えました。取扱店では「電話だけできればいい、メールはショートメールで大丈夫、カメラもいらないという方も多い。ビジネス的にもチャンスは大きい。」と話しています。
A 業務用の携帯をガラケーに替えた会社もあります。介護用リフォームを手がける会社「ユニバーサルスペース」はスマホを支給してきましたが、2018年9月からコスト(かかる経費)削減を目的にガラケーに変更。利用料を半分に抑えることができました。そのうえ、現場での作業効率が上がったといいます。例えば、手袋をしているとスマホは扱いづらいですが、ガラケーなら大丈夫。肩で挟んで通話ができるので、両手が空いてタブレットを操作することもできます。社員はガラケーへの変更を歓迎しています。
B 中古ガラケーの販売会社の調査では、実際スマホを使ってきた人の中にも、「スマホをやめたいと考えたことがある」人が4人に1人いるとのこと。シンプルな方が使い勝手がいいという声もある一方、スマホが便利、手放せないという人もいます。皆さんは“どちら派”でしょうか?。