少子高齢化が今、日本の大きな課題の一つと言われています。少子化をめぐる状況について調べましたので、プレゼンをします。少子化の原因は様々ありますが、この度は2つ紹介します。
一つは「価値観の変化」です。過去と比較して「独身への偏見」が減っています。また、当事者にとっては、結婚することによって「自由が減る、奪われる」という考え方も広がっています。
結婚しても子どもを作らないという夫婦も増えてきています。これも自由が減るという考えからが一員です。また、現実問題として子どもを大学卒業まで育てた場合、一人あたり2,000万円は要るとされており、家計的な視点から二の足を踏むところです。
もう一つの原因として挙げられるのが、「女性の社会進出」です。晩婚化傾向が 1970年代以降続いています。男性の場合「平均初婚率」が1970年に26.9歳でしたが、現在は30.1歳です。女性の場合は、24.4歳が29.4歳になっています。
未婚率も(2015年50歳時点)男性が24%、女性が15%となっており、年と共にその傾向が強くなってきています。
この結果、出生率をみてみると、第2次ベビーブーム(1971年〜1974年)時は2.14人でしたが、今は1.5人以下となっています。
少子化は社会的に大きな影響を与えてきています。おもちゃ・ベビー用品・小児科医など、子ども関連の職業に影響が出ています。遊園地・動物園などの運営にも悪影響が出ています。
また、小学校が統廃合したり、中学校の部活動が成立しなくなったりという影響も出ています。