宇宙の生活
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授業対象=中学校1年生
実施=2018.11.15


2018.11.30


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全体像


教材


@ 近い将来実現しそうな「宇宙旅行」は数分間の「宇宙体験」ですが、すでに実験が成功しています。さらには長い時間、宇宙を旅する日がやってくるのも時間の問題と思われます。実際、「宇宙ホテル」を計画している研究所もあるくらいです。

A そこで気になるのが、宇宙での生活です。スペースシャトルの設備には、いろんな工夫がされています。例えばトイレは洋式トイレのような形で、出したモノを掃除機のようなもので吸い込むようになっています。吸い込んだら、真空にして「瞬間乾燥」させて地球に持ち帰ります。寝るときは、ふわふわ浮いてしまわないように、寝袋や小さなベッドに体を留めます。食事は「宇宙食」です。最近では、地球上とほとんど変わらないものが食べられます。ただ、ふわふわ浮いてしまうのを防ぐため、チューブに入っていたり、ねっとりしてお皿やスプーンから離れないように作られています。

C なお、重力のない生活は面白そうな気がしますが、実際は人間の体にとっては悪影響があります。一番の問題は、のりもの酔いのような「宇宙酔い」になってしまうことです。力を使わないので筋肉が衰えたり、骨からカルシウムが溶け出して弱くなったりもします。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ






この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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〜タイトル「携帯電話からスマホへ」〜

以下の図式を基に約7分間
指導者がスピーチをしました。


以下の指導者の意見に反論する

スマホを持っている中学生は
今年6月調査で52%です。

皆さんは
中学生が自分のスマホを持つことについて
どう思いますか?

2人組になって
じゃんけんで
賛成と反対に別れてください。
それぞれの立場で
相手を納得させる意見をまとめましょう。

時間は4分です。
意見は作文してはいけません。
図式化して意見をまとめてください。




  反論する
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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