睡眠に悪影響
ブルーライト


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2015.01.12(月)


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サンデー毎日
2015.01.18号



全体像






教材
上級編


@ 夜中にベッドで、「眠くなるまで」のつもりでスマホやタブレットを使っていたら、かえって目が覚めてしまった、という経験はありませんか? これはまさに、メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌が少なくなったために起こる症状です。

A ブルーライトは、ヒトの目で見ることのできる光の中でいちばん波長が短い光です。強いエネルギーを持っているので、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達します。パソコン・スマートフォン・タブレット・電子図書などのLEDディスプレイやLED照明には、このブルーライトが多く含まれています。

B このブルーライトは成長途上の子ども達に、より大きな影響を及ぼします。特に問題になっているのは、メラトニンが減少し体内時計を狂わせることです。体が疲れていてもなかなか眠れない、眠りが浅くなるなど、睡眠リズムに狂いが生じます。さらには、因果関係が十分証明されたわけではありませんが、心血管疾患、肥満、糖尿病、がんなどの病気も引き起こすことが分かってきました。特に、子ども達には、次のような注意を喚起する必要があります。

C 夜眠る前の2〜3時間は、パソコンやスマホ・テレビなどの画面を見ない。深夜の照明として白熱灯や蛍光灯を利用する、あるいはブルーライトを抑える機能付きのLED照明を使う。パソコンやスマホを使わざるを得ない場合は、ブルーライト対策用メガネを利用する。

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コメント
日常生活に欠かせなくなってきている
パソコン・スマホなど
必需品機器です。

ブルーライトという
これまた文明最新鋭の利器が
体に害を及ぼすことは
十分知っておく必要があります。

教室に
この教材を持ち出す意味は
高いと言えます。