宍道湖をきれいにする
シジミ漁


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2014.12.18(木)


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山陰中央新聞
2014.12.3




全体像






教材
中級編


@ 宍道湖の水の汚れをきれいにしてくれているのは、シジミです。

A 水の汚れのいちばんの原因は、有機物です。この有機物は、ほとんどが植物プランクトンの死骸なのです。この植物プランクトンを食べてくれている生き物が、宍道湖には棲んでいます。シジミです。宍道湖は微妙な塩分濃度を保っています。この塩分濃度で生きられる貝は、シジミだけです。そのシジミが水の汚れをきれいにする役割を担ってくれているのです。

B なお、水中の有機物は細菌が分解してくれます。そのとき、水中の酸素を使います。これが原因で、湖水が酸素不足になります。これがひどくなると、宍道湖の魚やエビが酸欠で死んでしまいます。そういう視点からも、シジミの存在はきわめて大きいのです。

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コメント
島根県の象徴の一つ
宍道湖に関する
興味深い内容です。

中級編にしては
少し易しいかな?

しかし
小学生にとって
有機物
植物プランクトン
塩分濃度
細菌が分解

などの言葉は
他の言葉で言い換えるか
若干の解説が必要です。

そういう意味では
やっぱり中級編か?

ただ
中学生向けなら
聴解力テストで使える教材です。