どう進める農業改革
自然や地域調和の形態に!


.

2014.11.12(水)


要約学習の部屋に戻る

教材づくりの部屋へ戻る



石田信隆氏(農林中金総合研究所客員教授)


全体像













持続可能な姿に!


 日本の農業は和食を育み、水田は農村の景観を生み出すとともに洪水調整役も果たしてきました。

 今、TPP参加をめぐって「コメの関税撤廃」がやり玉に挙がっています。効率性だけを追求していると、日本の農業は崩壊します。交渉に当たっては、折り合いが付かねば撤退すべきです。

 近年、企業参入が取りざたされています。しかし、企業は条件のよい一部の土地のみで農業を営み、他は放棄するでしょう。これでは、日本の田園風景は全国各地で崩れます。

 30年かけて関税を撤廃すればいいという意見もあります。しかし、日本におけるコメづくりのコスト削減にも限界があります。その上、海外でも「日本のコメ」を生産し始めています。

.


コメント
こういう意見が
あながち間違っているとは思いません。
全く仰せの通りです。

しかしながら
こういうものの見方で
農政が進んできて
そして今があります。


大胆不敵に一大転換しないと
世界の貿易から置いてきぼりをくい
日本は農業だけでなく
産業全体が崩壊します。








果樹・野菜で勝負


 では、野菜や果樹はどうなのか。実は、日本の生産物は品質は高いのですが、価値(値段)も高いんです。しかも、加工品が多い事情もあります。

.


コメント
日本の良さは
工業製品も農産物も
この品質の高さが売りです。
日本人の智恵はすごいと思います。









お勧めは集落営農


 そこでお勧めは、農地を集め法人化する「集落営農」です。U・Iターンを進めるとともに、家族経営も残すという、新しい日本型農業を目指すべきです。

.


コメント
結局は
行き着くところは
儲けがあるかどうかです。
就職氷河期にあっても
若者は農業へ向かいませんでした。
答えは一つ
儲からないからです。

集落営農は
一つの生きる道です。
ただ
これを支える地域の人が
一年一年
高齢化してきています。

若者がどんどん
参入しないと
いずれ集落営農も
立ち行かなくなります。









農協のあり方は?


 ところで、話題になっている農協改革ですが、株式会社化は日本になじみません。地域密着型の農家の暮らしを支える非営利組織を目指すべきです。

.


コメント
申し訳ないことですが
言い方は汚いようですが
農協は
これまで長い長い年月
農家を食い物にして
生きてきました。

農家を育てて
農家を支援して
今後の方向性・指針を示して
やってみせ・言って聞かせて・……
という農家の立場に立った
姿を
私は見てきた気がしていません。

そして

農家は崩壊しようとしています。
農協はさまざまに
業務を広げてきてはいますが
食い物にしてきた?
農家が崩壊すれば
農協も生きていけません

政府以上に
本気になって
地元の農業をどうするべきか
プロの目で
指針を示してください!。







教材
上級編


@ 日本の農業は和食を育み、水田は農村の景観を生み出すとともに洪水調整役も果たしてきました。

A 今、TPP参加をめぐって「コメの関税撤廃」がやり玉に挙がっています。効率性だけを追求していると、日本の農業は崩壊します。交渉に当たっては、折り合いが付かねば撤退すべきです。30年かけて関税を撤廃すればいいという意見もあります。しかし、日本におけるコメづくりのコスト削減にも限界があります。その上、海外でも「日本のコメ」を生産し始めています。

B 近年、企業参入が取りざたされています。しかし、企業は条件のよい一部の土地のみで農業を営み、他は放棄するでしょう。これでは、日本の田園風景は全国各地で崩れます。

C そこでお勧めは、農地を集め法人化する「集落営農」です。U・Iターンを進めるとともに、家族経営も残すという、新しい日本型農業を目指すべきです。

D なお、話題になっている農協改革ですが、株式会社化は日本になじみません。地域密着型の農家の暮らしを支える非営利組織を目指すべきです。

.


コメント
この意見には
申し訳ありませんが
私は反対の立場です。

ちなみに
授業に持ち出すとすれば
TPP賛成意見も
あわせて
持ち出す必要があります。




TPP賛成