太陽光発電
議論尽くせ!


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2014.11.6(木)


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全体像













太陽光発電が激増


 省エネの切り札として登場したのが、2012年7月にスタートした「FIT」(固定価格買い取り制度)です。太陽光などによる「再生可能エネルギー」を電力会社が買い取る制度です。これによって、太陽光発電が急激に増えました。ところが、太陽光発電は天候によって大きく左右され、不安定です。これでは大規模停電が起きるリスクが高まります。電力会社は、新たな受け入れをしないと決めました

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コメント
我が家の周辺でも
屋根に太陽光発電設備を設置した家庭が
一気に増えてきました。
ただ
耐用年数(17年?)と
減価償却との関連が
どうなっているのでしょうか?


電力会社が不買宣告してるのは
大規模な太陽光発電企業です。
困った問題です。

ただ
先日教材づくりをした
「揚水発電」=蓄電の役割を果たす
これは
ぜひ前向きに検討してほしいものです。。





2014.11.03 巨大な蓄電池役を果たす揚水発電所








値上げが続く電気料金


 東京電力の場合、月額の電気料(一家庭平均)が2011年3月に 6,251円だったのが、2014年8月には 8,509円。2,258円も値上げとなりました。その内訳は、値上げ 359円、消費増税 230円、再生可能エネルギー負担金 225円、その他が 1,444円です。その他というのは、原発停止による天然ガス・原油輸入増によるものです。

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コメント
3年間で36%増!
大幅な値上げです。
だから原発がよかった
ということではありません。
再生可能エネルギー導入に向けて
コストダウンも含め
本気で検討しなくてはいけません。
日本が
そのリーダーシップを取ってほしいものです。










再生可能エネルギー負担金
日本はわずか 2.2%


 経済産業省の試算によると、「再生可能エネルギー負担金は現在、一家族あたり月額 225円。再エネが全て稼働すると 935円に負担になる。」とのこと。「再エネは増やすべきでない」と言っているようなものです。

 ドイツでは再エネ導入量が 18.9%、再エネ負担が月額 2,000円を超えています。その点、日本の導入量は 2.2%に過ぎません。電力を語るときは、もっとさまざまなデータを持ち寄って今後について検討すべきです。

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コメント
ドイツでは
再エネ導入量が 18.9%
再エネ負担が月額 2,000円超。
これが
今の現実です。








教材
上級編


@ 省エネの切り札として登場したのが、2012年7月にスタートした「FIT」(固定価格買い取り制度)です。太陽光などによる「再生可能エネルギー」を電力会社が買い取る制度です。これによって、太陽光発電が急激に増えました。ところが、太陽光発電は天候によって大きく左右され、不安定です。これでは大規模停電が起きるリスクが高まります。電力会社は、新たな受け入れをしないと決めました

A 東京電力の場合、月額の電気料(一家庭平均)が2011年3月に 6,251円だったのが、2014年8月には 8,509円。2,258円も値上げとなりました。その内訳は、値上げ 359円、消費増税 230円、再生可能エネルギー負担金 225円、その他が 1,444円です。その他というのは、原発停止による天然ガス・原油輸入増によるものです。

B 経済産業省の試算によると、「再生可能エネルギー負担金は現在、一家族あたり月額 225円。再エネが全て稼働すると 935円に負担になる。」とのこと。「再エネは増やすべきでない」と言っているようなものです。

C ドイツでは再エネ導入量が 18.9%、再エネ負担が月額 2,000円を超えています。その点、日本の導入量は 2.2%に過ぎません。電力を語るときは、もっとさまざまなデータを持ち寄って今後について検討すべきです。

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