要約力
第7章

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2014.9.10(水)


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全体像











要約頭脳体質


 この章のキーワードは、「要約頭脳体質をつくる」です。

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コメント
要約頭脳体質とは
なるほどと思います。
要約力はビジネスの基礎体力です。
要約頭脳
要約体質
これらを鍛え上げるには
それなりの思考習慣
生活習慣が必要というわけです。










知識にどん欲たれ!


 人間の思考は、手持ちの知識から推論という経過を経ます。アイデアは突然ひらめくわけではありません。日頃こつこつと溜めてきている「要約情報」(要約カプセル)が、そのベースにあります。

 したがって、日頃から知識にどん欲であることが肝要です。

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コメント
体験も大事ですが
やはり
どっしりと腰を落ち着けて
読書にいそしみ
さまざまな世界を広げたり
あらゆる分野の知識を蓄えたりすることは
よりよい明日を過ごすために
大事な心がけだと
私も思います。










記憶のプロセス


 記憶には、次のようなプロセス(過程)があります。

1) 関心・理解を土台にして「記銘」(入力)
2) 復習を通して「保持」(貯蔵)
3) アウトプットトレーニングを積んで「想起」(出力)

 なお、アウトプットにおいては、「どう説明すべきか?」「どう書くべきか?」、常に意識しながらトレーニングを積む必要があります。

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コメント
知識をどう取り入れるか?
取り入れている知識を
どのようにアウトプットするか?

暗中模索してたどり着いたのが
図式というスタイルです。











留意事項二つ


 まず、複眼的な思考です。決めつけたり、偏ったりしないことが大事です。

 次に、共感意識です。相手の立場に立ったり、相手の心を想像したりすることが肝要です。こういう心がけが、円滑な人間関係を生みます。

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コメント
なかなか
いつもうまくは行きませんが
複眼的な思考
共感意識
この二つの心がけは
いつも念頭に置くようにします。










ギブアンドテイク


 人は、褒められたい、安心したい、理解してほしい存在です。したがって、褒めたり、励ましたり、力づけたり、慰めたり、同じ目線でよく聴いたりする心がけが大事です。

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コメント
人は誰でもそうなんだ。
そう思うと
ほっとします。

同時に
自分は施すことが多い人でありたいと
改めて思わされました。

この心がけも
要約頭脳を作っているんです。








リスキーシフト


 スランプの時は、欠点に気づくチャンスです。守りを重視し、今までやってきた来たことを、淡々と積み上げることです。

 集団心理で「リスキーシフト」という落とし穴があります。「みんなで決めたから間違いない」とか、「自分だけ反対する勇気がない」とか、とても危険な状態です。

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 リスキーシフト
一人ひとりでは慎重であっても、
何人かで話合うと、
より大胆な方向へエスカレートして、
より過激な結論になる現象。
大きな声につられる現象。



コメント
大事なアドバイスを戴きました。
スランプの時の心がけ
集団心理の落とし穴
いざというときは
思い出して
肝に銘じたいと思います。







以上
『要約力』一冊の本
各章に分けて
紹介しました。

要約・要約力は
単なるスキルではありません。
よりよく生きることに通じています。
日々の生活を支える
生きてはたらく学力そのものです。

スキル=
訓練や経験などによって身につけた技能。
ある人が有している力量や技術。
腕前。熟練。