要約力
第6章

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2014.9.10(水)


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全体像











リーダーは
送受信型であれ!


 理想のリーダーは、送受信型です。自分からどんどん発信するとともに、部下の意見をよく聞いて、これはと思う意見はどんどん採用し、改善案として再び発信していくタイプです。

 リーダーは、したがって「聞き上手」であることが求められます。聞き上手はまわりから親近感を持たれ、幅広い人脈が生まれます。その結果、要約カプセルも増えます。

 その際、誰が行ったかということは問題にしません。決めつけてはいけません。「何を言ったか」こそが、重要なのです。

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コメント
これは説得力のある話です。

私自身は
校長の時はどうだったでしょうか?
「聞き上手」とは言えませんが
どちらかというと
先生方の発想は
大事にしてきたつもりです。

自分では遠慮してきたつもりですが
学校経営方針の時など
気合いを入れて
アドバルーンを上げていたと思われます。

もう一度そういう立場に立ったら
我が身を振り返るとき
もっともっと
「聞き上手」でありたいと
そんな考えが
ふつふつと脳裏を過ぎりました。
むろん二度とない話です。




 22.04.04(日) ご家庭の宝物を預かって!











メールに注意


 メールは、独特の要約文体を有しています。事務的伝達には向きますが、それでも「文体」には配慮(おもんぱかり)が必要です。

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コメント
なるほど
確かにメール独特の
省略形のような文体が
あれこれとあります。

それでなくても
文字は表情が見えません。
無機質な上に
単語の羅列で済ませるケースも
多々あります。

我が子とのやりとりでは
了解
へい
気を付けろ
など
よほど親しくないと使えない
単語のオンパレードです。










人間関係図


 リーダーには、ぜひ「社内人間関係図」(図式)の作成をお勧めします。

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コメント
リーダーたるや
こういうデリカシーの部分も
十分に把握した上で
一人一人に対応すべきとのアドバイスです。










対人要約


 相手を知ることは、極めて大事です。相手によって対応の仕方が違うからです。

 例えば、人は二通りあるとされています。「シゾフレ人間」と「メランコ人間」です。

 「シゾフレ人間」は、統合失調症と関連があります。関心はまわりの人、人の意見に左右されないタイプです。このタイプには、自主性に任せると失敗します。マニュアルを示す必要があります。

 「メランコ人間」は、うつ病と関連があります。関心事は自分、柔軟性・融通性に欠けます。話をよく聞いてあげるとともに、ある程度仕事を任せる必要があります。

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コメント
医学・心理学の世界に踏み込みました。
私はどちらのタイプでしょうか?

両方に属する気もします。
自分でも判断できないから
他人からは???か?

しかし
対応に気を付けるべきと言うことになると
このことも念頭に置いて
当たらないといけませんね。





コメント
この章は
要約とは少しかけ離れた内容に
踏み込んだアドバイスでした。
ただ
人の話を聞いたり
自分の考えを伝えたりする場合
要約力は
極めて重要な能力と
再認識させられる章でした。