2014.9.9(火)
一部熟読法
![]() コメント 趣味型読書に要約は不要 とありましたが 文学作品を楽しむ場合も 読み終えた部分の内容について 脳裏では要約が出来ていないと 脈絡がなくなって 今の場面が生き生きと楽しめません。 この部分は 気になったにしても 初めて目にした 一部熟読法。 きっと 私を含めて誰もが 日頃はそうしていると思います。 限られた時間で より多く情報を得たいときは 濃淡を付けて読まざるをえません。
要約カプセルへ収納
![]() コメント この要約カプセルですが 私は付箋を活用しています。 それにしても ときどきその付箋を出してきて 眺めることがありますが 自分の記憶力のナサを嘆くことが 少なくありません。 ひどいときには すでに読んだ本を書店で見かけて 気づかずに また同じ本を 買って帰ったことが 少なくとも3度あります。 先日がそうでした。 我ながら情けなかったり悔しがったり、……。
要約頭脳を育てる
![]() コメント 一口コメントを除けば 上に掲載した 付箋による 必要事項の要約(小図式)は まさに 和田秀樹氏の提唱されている 要約カプセルかと思います。 それにしても すぐに引き出せない せっかくメモにした情報が 忘却の彼方に消える現象は 何とも 悲しい現実ではあります。
要注意=TV情報
![]() コメント 文字メディアの場合は 待っていては何も与えてはくれません。 というフレーズが 強く心に残りました。 そこが映像メディアとの 決定的な違いです。 映像(特に動画)は 理解を助けます。 ピラミッドを知らない人に その威容を説明する場合 文字だけだと そうとう労苦を伴います。 読んだ相手は 違った映像を浮かべている可能性もあります。 その点 百聞は一見にしかず 写真を見せれば 一目瞭然です。 さらに動画となれば 立体的に了解することが出来ます。 では 映像メディアがいいか? いえいえ 子ども達に言語力を培ってもらうために あえて 映像を排除した 文字メディアに挑戦してほしいのです。 言語で発し 言語で理解する。 そこが教育の原点です。 要約学習は ここに拘っています。 音声や文字から情報を得て 映像にしたり 図式にしたりします。 それを頼りに プレゼンをします。 こういう原点を学び 身に付けた その向こうに さまざまな教育機器の活用が待っている。 古くさいようですが これが要約学習の基本原則です。 パワーポイントなど 便利な教育機器に 初めから走ったら 土台に当たる部分が貧弱なまま 学校を卒業することになります。 最近 タブレットが教室に 入りつつあります。 子ども達にとって 興味関心を引くこと請け合いです。 ただ 私は危ういものを感じています。 最初にタブレットありきでは 教育の本質を失いかねません。 |