基礎学力を考えるとき、幼児教育抜きには考えられません。基本的生活習慣が育つ時期でもあります。
幼児期、親はどんどん子どもに語りかけることが大事です。このことによって、言葉を獲得するとともに知識をため込み、価値観を培っていきます。また、乳幼児期には特に大事な「安心感」を育んでいきます。
親が子どもをほったらかしにしたり、一人遊びばかりさせたりしていると、その子はやがて「低学力」と呼ばれる子になります。
語りかけとともに留意したいのは、過保護と甘やかしです。『和俗童子訓』でも強調しているように、「子どもは甘やかすな」が基本です。苦労は人を育てます。苦しい体験が不足すると、苦しい人の気持ち祖察することが出来ません。