洋上風力発電
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授業対象=中学生
実施=2021年5月実施予定


2021.5.10


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全体像


教材


@ 政府は、2050年までに二酸化炭素(CO2)など「温室効果ガス」の排出量を実質ゼロにする目標を発表しました。これを実現する手段として、発電時にCO2を出さない「洋上風力発電」が注目されています。再生可能エネルギー(自然エネルギー)は、太陽光発電や風力発電を中心に普及してきています。ただ、日本は山間部が多く、太陽光・陸上風力のさらなる拡大は難しい現状にあります。そこで周囲を海に囲まれている日本では、風力への期待が高まっています。

A 洋上風力発電は、福島県沖や千葉県銚子沖などに5基(発電容量は計1.4万キロワット)あります。しかし、1基で約100万キロワットの発電能力があるとされる原発(原子力発電)に比べると、まだまだ小規模な発電でしかありません。欧州では英国が約2,300基、ドイツが約1,500基を設置し、いずれも数百万キロワット以上の能力を持っており、主力電源の一翼を担っています。

B 日本で洋上風力発電が普及しない理由は、欧州に比べ日本周辺には遠浅の海が少なく、風車を海底に固定する「着床式」を設置するのが難しい点にあります。水上に浮かべる「浮体式」なら深い海域にも設置できます。しかし技術的に難しい上、日本の近海は台風などの被害が多く、技術的なハードル高いのが課題となっています。今後、課題を克服する技術力が期待されています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  5分……

  5分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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7分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)





題材は
女性の社会的な立ち位置変遷

指導者のプレゼン=5分間


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)40秒×2             
               
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課題に対する自分の考えをまとめる(3分) 
⇒2人ペアで相互にプレゼン(40秒×2)

合計=5分

題材
2年生・3年生とも=男女同姓・別姓問題

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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