がん放射線治療
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授業対象=中学生
実施=2021年5月実施予定


2021.5.10


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全体像


教材


@ 岡山大学医療研究センターは、最先端のがん放射線治療「ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)」に使う新しい薬剤(ホウ素)を開発しました。ホウ素をがん細胞に取り込ませて中性子(放射線の一種)を照射すると、ホウ素と中性子の核反応で放射線が発生し、がん細胞を破壊する仕組みです。正常細胞にほとんどダメージがないという利点(長所)があります。

A ただ、BNCTは昨年6月に保険適用されましたが、厚労省から許可されたホウ素製剤は一種類(頭頸部のがんの治療に使用)しかないという問題点があります。同センターの道上准教授は「この治療方法は頭頸部だけでなく、他のがんに効く可能性もある。治療の選択肢を広げるため、研究を急ぎたい。」と話しています。

B 一方、電気自動車などに使われる「炭化ケイ素(SiC)半導体」技術が、中性子を照射して体内のがんを死滅させるがん治療装置の小型化に貢献しています。開発したのは、「福島SiC応用技研」です。従来のがん治療用の加速器と比較して、10分の1の大きさです。大きい加速器を利用する場合、中性子などが外に漏れないようにするため遮蔽(遮る)用の建物を建設する必要があります。その点、福島SiC応用技研の場合は小さい装置を遮蔽すればよく、建物を新たに建設する必要がありません。装置を導入する病院側の費用を抑えられるメリットがあります。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  5分……

  5分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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7分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)





題材は
女性の社会的な立ち位置変遷

指導者のプレゼン=5分間


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)40秒×2             
               
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課題に対する自分の考えをまとめる(3分) 
⇒2人ペアで相互にプレゼン(40秒×2)

合計=5分

題材
2年生・3年生とも=男女同姓・別姓問題

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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