デジタル通貨
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授業対象=中学生
実施=2021年5月実施予定


2021.5.10


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全体像


教材


@ デジタル通貨とは、一般的には「デジタルデータ(コンピュータで扱えるデータ)に変換された、通貨として利用可能なもの」とされています。現金ではない電子マネーや仮想通貨などは、すべてデジタル通貨にあてはまります。2018年、経済産業省が発表した「キャッシュレス・ビジョン(お金を使わない未来像)」では、「2027年までにキャッシュレス決済比率を4割程度を目指す」と明記されています。これに準じて日本銀行は2021年4月、中央銀行が発行するデジタル通貨(CBDC)の実証実験を始めました。「デジタル円」が発行されれば、私たちは紙幣や硬貨を全く使わなくなるかもしれません。

A 電子マネーは「円」をデジタルで記録し、現金の代わりに使用するデジタル通貨のことです。あらかじめ現金をチャージ(入金)しておく前払い(プリペイド)が基本になりますが、クレジットカードと連携させた後払い(ポストペイ)といった支払方式もできます。

B 電子マネーは、一枚のカードがあれば電車やバスの乗車・コンビニ・スーパー・飲食店・自動販売機などで利用できます。また、支払いがスピーディーにできる、利用額に応じてポイントを貯められる、現金の受け渡しが必要ない、小銭を持ち歩かずに済むなどの長所があります。一方、国としてもお札の印刷・廃棄など、通貨の発行コストや労力を削減できます。紙幣の偽造防止にもなります。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  5分……

  5分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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7分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)





題材は
女性の社会的な立ち位置変遷

指導者のプレゼン=5分間


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)40秒×2             
               
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課題に対する自分の考えをまとめる(3分) 
⇒2人ペアで相互にプレゼン(40秒×2)

合計=5分

題材
2年生・3年生とも=男女同姓・別姓問題

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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