@ ネットワークカメラは一言でいうと、インターネットに接続できるカメラのことです。カメラ本体にコンピュータが内蔵されていて、カメラにIPアドレス(通信の相手先を識別するための番号)が割り振られており、個人的に一人一人がインターネットに接続できる点が大きな特徴です。以前から小売店や工場などの防犯や監視に使われていますが、最近ではペットや高齢者の見守りなど家庭用として購入されるケースも少なくありません。
A ネットワークカメラは、遠隔地(離れた場所)からスマホでカメラの映像を確認したり、インターネット経由で録画データの保存ができたりします。映像を観るだけでなく、スマホ・パソコン・タブレットなどから操作して、撮影する方向を変えたりズームしたりすることも出来ます。店舗の場合、不審者を離れた場所からスマホなどでリアルタイムに監視できます。顔認証機能を活用すれば、不審者をあらかじめ登録しておき、入店したらアラート(警告音)を鳴らすことも可能です。
B また、学校教育にもネットワークカメラは活用されています。学校ならインターネット経由で授業の内容をライブ配信することで、遠隔授業も実施可能です。最近はテレワークを推奨する企業も増加しており、新入社員の研修をリモートで実施するケースも少なくありません。ネットワークカメラを活用することで、距離や場所の制約を受けることなく、さまざまな情報のやり取りが可能です。