@ 普通の紙巻きたばこは、たばこの葉を燃やします。一方、加熱式たばこは、たばこの葉を燃やさずに熱して、そこから出る成分を吸います。つまり、紙巻きたばこは燃やすが、加熱式たばこ燃やさずに加熱するという違いがあります。そのため、「加熱式たばこなら、普通のたばこより健康への害が少ないのでは?」と考える人もいます。
A ところで、「受動喫煙」とは、たばこを吸っている本人ではなく、周りにいる人が煙や成分を吸い込んでしまうこと言います。国(政府)はこの受動喫煙を減らすために、たばこの規制を強くすることを検討しています。ところが、加熱式たばこについては健康への影響について、まだ十分に分かっておらず、専門家の中には「もっと研究を進めてから判断するべきだ」という意見があります。
B 加熱式たばこはたばこを燃やさないからといって、健康への害がないわけではありません。ニコチン・水銀など、いろいろな化学物質が出ています。100の危険があるものが、50になったから「危険は小さくなった」とは言えます。しかし、「50だから安全だ」とは言えません。そんな中、政府は「規制強化見送り」を決めました。加熱式たばこが人の健康にどの程度悪影響を与えるのか、まだ十分なデータがないという点が問題になっているからです。