@ 春は心地良く眠ることができる季節ですが、花粉の季節でもあります。このいい季節に外に布団を干せない悩みを抱える人は少なくありません。そうした中、出雲市の寝具メーカーが提供する移動式の「ふとん乾燥車」が注目されています。トラックの側面には「その場で乾燥!最大100℃!」という文字が大きく書かれています。山陰地方ではたった1台しかないというこの特別な車両が、宿泊施設や一般家庭の布団を “ふわふわ” に生まれ変わらせています。
A 依頼のあった宿泊施設からは、大きな袋に詰め込まれた布団が外に運び出され、待っていたトラックへと積み込まれていきます。このトラックの荷室には物干し竿5本があり、そこに丁寧に布団が掛けられていきます。布団をセットし終えると、続いて抗菌剤(ばい菌を殺す薬)が噴射されます。
B このシステムの特徴は高温乾燥にあります。動力が灯油で、灯油の力で温度を上げます。荷室内の温度を約100℃まで上げ、ふとんを一気に乾燥させます。仕上がりまでにかかる時間は約1時間。密閉された空間で高温乾燥させるので、ダニやカビを100%除去できます。同時に抗菌・消臭処理もやってしまいます。処理を終えた布団は、見違えるほどふわふわに仕上がり、厚みも増しています。布団一枚当たり
1,000円〜3,000円。これまで、米子市から浜田市までの広範囲に出張し、宿泊施設や医療機関などの事業所だけでなく、個人からの依頼にも応じているとのことです。