@ 以前のロボットは入力(人間の指令)に従って決まった答えを出したり行動したりするだけでした。ところがAI(人工知能)が導入されて、自ら自己学習する能力を手に入れました。これにより複雑な思考過程も可能になり、人間には叶わないだろうと言われていた、囲碁でもAIが人間に勝つようになりました。最近ではAIは更にどんどん進化を遂げて、自動運転・同時通訳・医療診断・無人レジ・会議録の作成・介護ロボ・調理ロボなど、さまざまな分野で実用化が実現してきています。
A その一方で、人工知能(AI)搭載の「無人兵器」が開発されています。実際、AIロボットの戦場への利用はすでに始まっています。ウクライナ戦争では、数十機・数千機のドローンが同時展開する「スウォーム(群れ)技術」を使って、都市や軍事施設を攻撃しています。
B 最近では、人間が命令をしなくてもAIが殺傷を判断する「自律型兵器」も登場しています。自律的兵器とは、AIなどの技術によって判断をすべて機械(兵器やロボット)が行うことを言います。攻撃対象の判定、攻撃の実施判断などはすべてAIが行い、人間がコントロールに関わりません。例えば映画のターミネーターに登場するロボットがこれにあたります。自律的兵器が人間に危害を加えるようになれば、これまでの戦争が大きく変わることになります。