@ 世界最大級の先端技術の見本市「CES」が、アメリカのラスベガスで開かれ、ロボットが自律的に行動するためのAI(人工知能)の出展が注目を集めました。例えば、ヒト型ロボット「ヒューマノイド」で、ドイツとイギリスが同開発した産業用ロボットです。頭部のカメラで現場を認識し、乱雑に積み上がったベアリングを2本の指で器用につかみ、隣のスペースへ移動させました。
A 中国の企業が展示した家事を代行する人型ロボットは、脱ぎ捨てられた衣類を洗濯機まで運んだり、ティーポットを使ってお茶を入れたりしていました。自立的にする格闘ロボットも注目を浴びました。また、アメリカの企業が展示したオフィスの受付を代行する人型ロボットは、まばたきをして表情を変化させるほか、話しかけた人の表情から感情を読み取って受け答えをしていました。
B この他、掃除機をかけたり、植物に水をやったりすることができる「ハウスキーパーロボット」(一台300万円:アメリカ)が紹介されていました。その他にも、衣類の素材や形を認識して自動でアイロンをかけるロボット、室内にいる人の体調や気分にあわせて電気の明るさや色を調整する機器など、AIを活用した技術が数多く展示されていました。ただ残念だったのは、日本の企業からの展示がほとんど見られなかったことです。世界に後れを取っているこの分野、今後の奮闘が望まれます。