@ 遠近両用眼鏡は、1枚のレンズの中に「遠くを見やすくする部分(上半分)」と「近くを見やすくする部分(下半分)」が組み込まれているメガネです。それに対して、オートフォーカス眼鏡は遠くも近くもメガネ自身が自動的にピントを合わせます。この眼鏡は、センサー(感知器)が自動的に距離を測り、瞬時にレンズの太さを変化してピントを合わせます。
A オートフォーカス眼鏡は、手元から遠くまで1枚のレンズでクリアに見え、メガネの掛け替えたり視線を移動したりする必要がありません。距離センサーは、眼鏡に組み込まれたセンサーが、見ている対象物との距離を自動測定します。液晶レンズは、測定された距離に応じて電気信号でレンズの厚さを変化させ、ピント調整します。初期モデルでは視野がやや狭く、双眼鏡のような感覚になるという声もありましたが、今は進化しています。
B 国連の調査によると、2050年には世界人口100億人のうち、半分の50億人が近視者となり、さらにそのうちの10億人が強度近視者になるという予測があります。すでに日本でも、小学生の3人に1人は視力1.0未満、中学生と高校生では6割以上を占めています。一方、加齢による遠視(近くがぼやけて見える=老眼鏡が必要)は誰にもやってきます。オートフォーカス眼鏡は、この不自由さを解決する一つの手段となりつつあります。