@ 今年、大阪で万国博覧会が開催(2025年4月13日から10月13日まで、184日間開催)されていますが、日本で初めて万博が開催されたのは、昭和45年(1970年)、同じく大阪です。当時のシンボルタワーであった「太陽の塔」は、今でも残されています。万博の起源は1851年、イギリスで行われた「第1回ロンドン万国博覧会」です。以後、基本的に5年に一度開催されてきています。なお、万博の意義は「世界の国々が集まって科学技術や文化を披露し、交流を深める」ことにあります。
A 大阪万博は、東京ディズニーランドの3倍の広さを誇ります。入場価格は大人、1日券で7,500円、平日券(昼間だけ)で6,000円、夜間券で3,700円。子ども(15歳未満)は、その約4分の1です。今回万博の目玉の一つは、「大屋根リング」です。世界最大級の木造建築物として、高い注目を集めています。リングの下は雨風や日差しを遮ったり、各パビリオンへの移動を快適にしています。また、一周約2kmのスカイウォークからは会場全体が見渡せ、瀬戸内海の自然や夕陽を楽しめるのも魅力です。
B 新技術として注目を集めているのは、自動運転しながら電力供給ができる「EVバス(電気自動車)」、会場内と外の2地点を繋ぐ「空飛ぶクルマ」、人間洗濯機、自動翻訳システム、AIによる会場案内、立体映像によるバーチャル体験、未来の自分に出会える仮想体験など多種多様です。