変わる
コンビニ戦略

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授業対象=中学生
実施=2025年5月実施予定


2025.3.3


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全体像


教材


@ コンビニ業界は成長にかげりが見えています。セブン-イレブンでは、売り上げが前年を大きく下回りました。スーパーやドラッグストアなどとの競争が激化、物価上昇で消費者の財布のひもが固くなってきたからです。一方、成長しているのが7年前に始めた配達サービスです。そこでセブン-イレブン(東京:八王子市)は、1,000円以上購入すれば数百円の配達料で商品が届く仕組みを考案しました。団地を走る無人の配達ロボットが、実証実験を始めようとしています。この地域は坂道が多く、店舗との往復が大変な高齢者にも使ってもらえる可能性にかけているのです。

A 「ライバルの少ない地方にこそ商機がある」として、地方への出店を強化する動きもあります。これまで都市部への出店に力を入れてきたローソンが、人口約4,000人の厚真町(北海道)に去年、大手コンビニとして初めて出店しました。地元スーパーが撤退した地域ですが、規模の小さいコンビニであれば利益を確保できると考えたのです。売り上げは当初の予想を3割上回っているとのことです。

B コンビニは「社会のインフラ(5大インフラは「電気」「ガス」「水道」「交通」「通信」)」とも言われています。特に、買い物弱者(とりわけ車の免許を持たない高齢者)のニーズに応えるという新たな役割も期待されています。コンビニはスーパーほど人手がかからず、また人々が買い物に出かける回数が少ない地域では1回当たりに購入金額が多いので、採算がとれるとしています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ