@ 飯南高校は県境の小さな田舎の学校ではありますが、キラリと光る魅力ある高等学校です。何より規律正しく、純朴な気風があり、生徒は高校生活を謳歌しています。また、生徒の数に対して先生の人数が多く、大規模校では考えられない少人数授業が実現しています。進路面では地元を始め就職率は100%、進学も国立大学を始め実績を上げています。
※ 謳歌する =みんなで大いに楽しむ。
A 飯南地域の「中高一貫教育」(飯南高校・頓原中学校・赤来中学校の3校)は、平成13年度から本格実施となって今日にいたっています。以前は考えられなかったことの一つが、先生同士の交流です。特に、高校の先生が毎週、連携校(頓原中・赤来中)の授業補助に入ることです。他の中学校では考えられない風景です。中学校の教科書、中学校の授業の様子、中学生一人一人の学習状況について、高校の先生は一年間通して把握出来ているのです。
B 連携校からの進学に際しては、学力試験(ペーパーテスト)が課せられていません。面接と作文・卒業研究のプレゼンなど、「特別選抜検査」が行われています。総合的な学力や、中学校時代の実績が評価されるようになっているのです。なお、中高一貫教育が行われている飯南高校でありながら、近年は町外の中学校からの人数がどんどん増えて、今では町外生が6割以上となっています。