@ 飯南高校は「連携型中高一貫教育」において大きな成果を上げており、先進的な取組が行われていると、県外からの視察が後を絶ちません。町内の2中学校からの進学者が多い上に、山間部にあって、町外からの入学者が全校の6割以上を占めています。また、国公立大学をはじめ進学実績に成果を上げるとともに、就職面でも生徒の希望に添った実績があります。
A 中高一貫教育がスタートしてから、飯南高校と赤来・頓原両中学校、中学校同士の交流が活発になりました。特に、飯南高校に先生の加配(規定以上の人的措置)があることが大きな成果を上げています。このことによって、高校から中学校へ年間通して先生が訪問し、数学・英語・国語の授業補助に入っています。また、高校においては少人数習熟度授業が実現し、一人一人の実力に沿った少人数授業が行われています。
A 飯南町からの物心両面、手厚い支援も特筆すべきことです。登下校用のスクールバスの配置、寄宿舎費用の無料化、高校生まで医療費の無料化など、手厚い支援が行われています。一方、2010年から、島根県内でも例を見ない「保小中高一貫教育」もスタートしています。飯南町内に育つ子ども達は、保育所から高校卒業時までを見通した、切れ目のない指導支援が行われているのです。