@ 春・夏・秋・冬の4つの季節の中で、秋だけ学校の長期休みがありません。「春休み」「夏休み」「冬休み」があるのに、なぜ「秋休み」だけがないのでしょうか?
A 学校の休みは何のためにあるのかということを考えてみましょう。まず「春休み」があるのは、日本の学校が毎年4月から始まるからです。3月は一年間のまとめがあったり、先生の異動があったり、新入生を迎える準備があったりと、学校の先生にとってはとても忙しい時期です。したがってその間、学校は休みになるというわけです。
B また、冬休みはお正月の時期にあたります。年末年始は、大人も仕事が休みとなります。この時期は学校だけでなく、全国的に休みとなります。次に夏休みは暑い時期で、授業が出来る環境にありません。やむを得ず長期の休みとなっているのです。では、秋はどうでしょうか。秋は一年中で一番気持ちのいい季節です。とても過ごしやすい季節です。そんないい季節にわざわざ学校を休みにする理由はどこにもありません。ちなみに、会社で働いている大人は、一年中見ても長い休みは年末年始だけです。子どもは恵まれています。