プラゴミから石油を作る
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授業対象=中学生
実施=2024年9月実施


2024.7.30


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全体像


教材


@ プラスチックは全世界で年間2億6,500万トンも生産されています。自然界で分解しないプラスチックは、その多くがゴミとして海や陸地に残り、野生動物が食物と間違えて食べています。環境をテーマに商品開発を行ってきた「ブレスト」(平塚市)は、そんなプラスチックゴミ(プラゴミ)を「石油」へと変える装置(油化装置)を開発しました。

A プラゴミを入れてボタンを押すだけで、なんと石油を生み出すのです。1Kgのプラゴミから、1リットルの石油をつくることができます。この装置が国連大学のwebマガジンによって紹介されて以来、ブレストには全世界から問い合わせが殺到しています。

B この魔法ような装置は、どういう仕組みなのでしょうか? もともとプラスチックは、石油からできています。油化装置はその逆を行います。プラスチックを粉々に砕いて450度の熱で分解し、蒸気を集めて石油を取り出します。ただ、残念ながらすべてのプラスチックを油化できるわけではありません。利用できるのはPP(ポリプロピレン)とPE(ポリエチレン)に限られます。水道のパイプや電線、ペットボトル容器に使われるプラスチックは、安全面などから油化することができません。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ





この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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