火事場の馬鹿力
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授業対象=中学生
実施=2024年9月実施


2024.7.30


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全体像


教材


@ 人間とは実に不思議なもので、命が危ない場面など緊急事態の状況に置かれると、普段では到底考えられないようなパワーを発揮することができます。これが「火事場の馬鹿力」です。火事や地震などの災害時に、寝たきりの人が自力で逃げたとか、普段ではとても持ち上がらない重い金庫を一人で持ち上げたとかの事例が、たくさん報告されています。

A 私たちの身体には、たくさんの筋肉や骨が存在します。これらのパワーを100%発揮した状態で体を動かし続けると、体がボロボロになってしまいます。そのため、筋肉や骨が壊れれるのを防ぐために、人間の脳にはあらかじめ安全装置があって、発揮できるパワーに制限が設けられています。最大発揮しても全力の70〜80%程度という研究結果があります。

B ところが、緊急事態の場面に遭遇すると脳の安全装置が解除され、アドレナリンがどどっと大放出します。限界を超えて、100%のパワーが発揮されるようになります。スポーツ科学の分野で、科学的に証明されるとともに、一流選手の多くが実践しています。脳の安全装置を意識的に外すためには大きな声を出したり、心の中で「自分はできる!」と自己暗示をかけたりすると効果的だとされています。皆さんも、スポーツの大会や受験などの時に大いに活用しましょう。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ





この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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