屋久町の学校統合
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授業対象=中学生
実施=2024年7月実施


2024.6.23


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像飯南町では答申を受けて
出来るだけ早い時期に
2つの中学校を1つに統合する
という方針で行政が動いています。

そういう中にあって
中学生を対象として
O教育長さんと合同で
「要約学習」の授業を実施することになりました。

授業最初の20分間は
準備した4教材を使っての学習です。



全体像


教材


@ 鹿児島県の屋久島町では2013年、4中学校が統合され1校になりました。各校区には中学校に隣接して小学校もありました。この4中学校の統合は、単に中学校が一つになったというだけではありませんでした。統合校は旧A中学校に置かれたため、通学距離が最も遠いB地区から約22qになりました。もちろん規定による中学校の最大通学距離6qをはるかに超えるため、バスによる通学になりました。

A 中学校がなくなった地域では、残った小学校にも大きな影響を与えました。一つには、ともに小規模であった小学校と中学校の緊密な連携による教育実践の機会が失われたことです。小規模校であるがゆえの特色であり、実質的な小中一貫教育が実施されていたのに解消されてしまったのです。

B 二つめは統合校までの距離が11qと、Aに比較的近いC地区に見られた影響です。歩くことができる距離ではないので当然バス利用となりましたが、通学時間は15分ほど。ということがきっかけで、子どもの小学校入学を機に徒歩通学が可能なA地区へ転出、移住する家族が出てきました。屋久島では第一子が小学校へ入学するのを機に家を建てる家族が多い地域です。新築の場所は当然、中学校がある場所になります。子どもを持つ家族が、その地域から流出するという現象が起きたのです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ





この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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