胃がん早期発見
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授業対象=中学生
実施=2024年7月実施


2024.6.8


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全体像


教材


@ 有明病院がん研究グループは「人工知能」(AI)を活用し、胃の内視鏡画像の中から胃がんを98%の高精度で検出できるシステムを開発したと発表しました。これは熟練した医師に匹敵するレベルで、胃がんの早期発見や正確な診断につながると期待されています。

A 胃がんは日本では発症数がもっとも多いがんで年間約13万人が罹患し、約5万人が命を落としています。胃がん治療のキーポイントは内視鏡による早期発見と早期治療です。「ステージT」の5年生存率は95%以上です。しかし、胃炎によく似た胃がんを拾い上げることは、経験を積んだ医師でも難しいとされています。内視鏡による胃がんの見逃しは、5%〜25%という報告もあります。

B こういう現状にあって近年、「人工知能」(AI)による画像認識能力は大きく進化しています。研究グループは、与えられた膨大な数の画像からがんの特徴やルールを自律的に学ぶ「ディープ・ラーニング」(深層学習)をAIにさせることで、胃がんを内視鏡画像から自動的に発見するシステムを開発しました。その解析速度は、2,296枚の画像の解析にわずか47秒(一画像あたり0.02秒)で、人間の能力をはるかに超えています。今後どんどん医療現場で活躍することが期待されています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ