年賀状じまい
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授業対象=中学生
実施=2024年2月実施


2024.2.26


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全体像


教材


@ 「年賀状じまい」(年賀状のやり取りを辞める)をする人が年ごとに増えています。日本郵便によると、2024年用は14.4億枚で前年比12%減、14年連続の減少となっています。高齢者100人を対象とした調査によると、年賀状をやめた50人の理由は「意味が見いだせなくなった」(27人)が最も多く、「終活や断捨離の一環」(22人)が続いています。また、やめていない50人からも「慣例だからしょうがなく続けている」(5人)、「そろそろやめたい」(6人)との意見がありました。

A 一方で、完全に年賀状のやり取りを辞めた高齢者に聞き取りをしたところ、「誰ともつながりがなくなった」「元日に何もなく、心にぽっかり穴が開いたようだ」との声が聞かれました。また、相手が亡くなったことが分からなかったり、数年後に知ったりするケースも出てきているとのことです。そこで、「やめる」「やめない」の二択ではなく、「出したい人」と「出さなくていい人」を仕分けし、数年かけて枚数を減らすという方法が考えられます。

B 分類の基準は人それぞれです。例えば形式的な付き合いの人や、メールなどで新年の挨拶ができる人、日常的に顔を合わせる人などは「出さなくていい人」となると思われます。一方で、古里の友人や恩師、今後も個人的に繋がっていたい人(自分が輝いていた時代を思い出させてくれたり、これからも心を通わせ合っていきたい存在の人)などは、「出したい人」の候補となります。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ





この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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