中年太り
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授業対象=中学生
実施=2024年2月実施


2024.2.26


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全体像


教材


@ 男性の中年太りの特徴というと、お腹が出てくることです。増えた体重は皮下脂肪及び内臓脂肪の重さです。大昔の人類は、現代のようにいつでも食事が摂れる状況にはありませんでした。蓄えられた内臓脂肪は、飢餓(お腹が空いた)のときに燃やしてエネルギーにすることができます。しかし、現代はいつでも食べられるので、消費できなかったエネルギーは脂肪として増えていくばかりです。若い男性は基礎代謝やエネルギー消費量が高いので、たくさん食べても脂肪が付きにくいのですが、気を付けないと40歳前後から中年太りが始まります。

A これに対して、女性はもともと女性ホルモンの働きにより、内臓脂肪ではなく、皮下脂肪として蓄積されやすい特徴があります。全体的にぽっちゃりとして、お腹が目立って出てくることはあまりありません。しかし、女性も50歳前後から中年太り(内臓脂肪型の肥満)が始まりやすくなります。女性ホルモン働きが急激に弱くなるので、お腹がポッコリ出た肥満になりやすくなるのです。

B 男女とも注意すべきことは、高血圧や糖尿病などの生活習慣病になりやすい肥満かどうかということです。基本的に中年太り(内臓脂肪型の肥満)のような肥満は、生活習慣病のリスクが高くなります。ただ、筋肉量が多く体脂肪が少ないと、生活習慣病の心配はあまりありません。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ





この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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