お試し商法
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授業対象=中学生
実施=2024年2月実施


2024.2.26


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全体像


教材


@ 通常一袋5,000円の健康食品が「初回、お試しで500円」という広告を見て、一回のお試しのつもりで購入したら、2万円請求された。スマホの画面をスクロールした下の方に、小さい文字で「最低5回は買わなくてはいけない定期購入の契約だ」と書いてあった。こういう悪質な「お試し商法」による被害が広がっています。

A 他にも、「いつでも解約できる」と表示されていたので解約しようとしたら、いくら電話をしてもつながらなかったり、電話はつながったが「解約するなら違約金として通常価格との差額分4,500円を払うことが条件だ」と言われたりする例などがあります。また、お試し価格での購入を申し込んだ後に割引クーポンが表示されたため、それを利用して更に安く買った後に、解約しようとしたら「クーポンを利用した場合は、解約できない条件になっている。」と言われた例もあります。

B こういうトラブルを受けて去年6月、特定商取引法という法律の規制が強化されました。事業者に対して支払総額や解約の方法・条件などを、分かりやすい場所、大きさ、色などで表示することを義務付けました。消費者側も安いからとか、お試しだからとかというお得感に引かれて、安易にインターネットで商品を購入しないよう、くれぐれも気を付けることが重要です。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ





この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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