K小学校の先生方から
感想・意見が寄せられました

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2023.12.27


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K小学校へは
全学年全学級の授業に出かけました。
先般
先生方から感想や意見を届けてくださいました。





低学年

 低学年は楽しそうに活動していました。自分の言葉でどうにか伝えようとする姿勢が見られ、よかったと思います。

 きちんとできているかの確認をとるのが難しいなと感じました。

 低学年から聞いたことを伝える練習をするのはよい経験だなと思います。ありがとうございました。

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⇒ 基本的に他人に情報を伝えることは、とても楽しくやり甲斐のある学習です。ただし、教材(内容)が命。

⇒ 本当に分かっているかどうかは、聞き取ったことが正確に再現出来るかどうかによって評価出来ます。自分の脳裏にストンと内容が落ちているとともに、短期記憶が働かないと再現することは出来ません。

⇒ こういう「聞く⇒他人に内容を伝える」という学習活動は、読解力育成と深く関わっています。読解力育成とリンクしています。

⇒ 一斉にペア学習を展開するので、一人一人の実態を把握するのは困難です。再現している様子を巡回によって把握するしかありませんね。自己採点(5段階)させて、概要を把握する方法もあります。

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3年生

 烏田先生には、いつも丁寧に教えていただいてありがたいです。子どもたちは、図式での要約に楽しみながら意欲的に取り組んでいました。ワークシートに丁寧に朱書きもしていただいて、子どもたちのやる気も高まりました。

 3年生は初めての要約学習ということで、説明文を図式にすることが初めての経験だったので、一時間目はもう少し書く時間をとって、コツなどを教えていただけると、学習が難しい児童も図式に取り組みやすいかなと感じました。ありがとうございました。

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⇒ 初めて「図式」を学ぶ3年生にとって、図式の習得(図式名人)率は残念ながら一般的に20%〜30%に過ぎません。ここを突破すべく私の奮闘が続いているというのが実態です

⇒ 基本的に3年生では「国語」で「要点」について学びます。要点とは「形式段落(意味段落の場合もある)の中の大事な文(中心文といいます)をもとにして、なるべく短くした文」です。発達段階的に3年生は「キーワード」という概念が難しいのかも知れません。しかし、ここを突破すべく暗中模索・格闘している私です。

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4年生

 子どもたちはとても意欲的に取り組んでいました。図式化にすることも慣れてきている子が多くなりました。

 45分でやる活動が少し多いかなと感じました。ありがとうございました。

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⇒ 仰せの通りです。先生方の要望を盛り込んでいるうちに45分間で学習内容がてんこ盛りになってしまいました。

⇒ 延長授業はしないという信念で授業を行っています。導入でもたついたり、相互プレゼンでトラブルがあったりして、時間ロスが発生することがあります。そういうときは、様子を見ながら「図式の文章化」(5分間)をカットしたり、「メディアリテラシー」(8分間)をカットしたりすることによって、何とか(しのいでいます。

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5年生

 子供たちに定着していてありがたかったです。

 教員の意識も高まり、要約学習後、社会や国語、総合で即活用できました。

 烏田先生に来ていただくと我々の活力もあがり、やる気が出ます。ご丁寧な指導ありがとうございました。

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⇒ 社会・国語・総合学習で図式を活用してくださっているとのこと。とても嬉しい情報です。この ように日常的に図式を導入されると、子ども達は図式の意義と威力を体感するとともに、図式力がめきめき向上していきます。それはとりもなおさず、読解力・聴解力の向上、スピーチ力・作文力の潜在能力の向上を意味していますす。

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6年生

 6年生になると、図式化することもそれを自分で文章にすることも上手になっていると感じました。

 授業実施後に社会科で教科書に書いてあることを読んで図式化し、説明し合う活動を行いました。教師から説明するよりも、自分で調べて整理し言葉にしたものの方がよく身につくと思いました。今後も社会等で使っていきたいと思います。

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⇒ 6年生の皆さん成長には驚くとともに、大いに喜びをいただきました。学習姿勢・学習規律ととともに、大きな宝「図式」を手に入れて進学します。中学校での更なる飛躍と活躍を心から期待しています。

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